RSNA2015 フィリップス - 核医学
感度,分解能,定量性が大きく向上したデジタルPET/CT「Vereos PET/CT」を臨床画像とあわせて紹介

2015-12-2

フィリップス・ジャパン

核医学


一体型のデジタルPET/CT「Vereos PET/CT」

一体型のデジタルPET/CT
「Vereos PET/CT」

RSNA 2015[第1日目:11月29日]

PETとCT一体型の次世代デジタルPET/CT「Vereos PET/CT」を展示し,1号機を設置した米国オハイオ大学ほか導入施設で撮像された臨床画像とともに来場者にアピールした。

従来のPET/CT装置は,CTとPETのダブルリング型だったが,Vereos PET/CTは検出器に半導体を採用することで,それらを一体化して小型化に成功した。光子を発するクリスタルと検出器を同サイズにした1対1カップリングや,フォトンカウンティングによる光子のデジタル信号への直接変換などにより,アナログPET/CTと比べ,感度,分解能,定量性が約2倍となり,圧倒的な画質の向上を実現している。

アナログとデジタルの画質比較として,実験機を使った同一症例,連続撮像の画像が紹介された。アナログ装置の画像と比べデジタル装置の画像は,高い解像度でクリアに表現されている。また,ブドウ糖代謝によりFDGが集積した外眼筋まで明瞭に観察することも可能で,分解能の高さがうかがえる。

同一症例のデジタルPET/CT画像(上)とアナログPET/CT画像(下)

同一症例のデジタルPET/CT画像(上)と
アナログPET/CT画像(下)

FDGを取り込んだ外眼筋まで観察可能

FDGを取り込んだ外眼筋まで観察可能

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