ITEM2016 アドバンスト・メディア 取材速報
「AmiVoice EX7」の次期Verで追加される新機能など,快適な読影環境を作る音声入力システムを展示


2016-4-16


アドバンスト・メディアブース

アドバンスト・メディアブース

アドバンスト・メディアは,「昨日のありえないを,明日のあたりまえに。」をテーマに,LEDライトを全面的に使用し,音声入力のさらなる進化を表現したデザインのブースで新しい「AmiVoice」を展示した。

展示された「AmiVoice EX7」「AmiVoice CLx」は,医療向けの音声入力システム。各診療科に最適化された音声入力辞書を搭載しており,話した言葉を正確に,文章化して入力できる。
今回AmiVoice EX7では,次期Ver.7.40の新機能が紹介された。今回追加された新機能は,“穴埋め機能”と呼ばれるもの。あらかじめ作成した例文を音声入力で呼び出す“テンプレート機能”と組み合わせて使うことを想定された機能で,「###」というテキストを組み込んだ例文を呼び出し,現在おいてある カーソル位置の次の「###」を音声入力によりカーソルの選択範囲とする機能となる。これにより,たとえば体温や血圧の記録など,決まった書体で 数値だけを変更したい場合などで,変更箇所をマウスで選択する必要がなくなるため,より省力で,よりハンズフリーの音声入力が可能となる。
一方,クラウド型音声入力「AmiVoice CLx」では,テクマトリックスの遠隔読影インフラサービス「医知悟LLC」に加え,新たに医療クラウドサービス「NOBORI-PAL」との連携が発表された。

また,音声入力デバイスの新製品として「AmiVoice Front SP01」が展示された。AmiVoice Front SP01は,自社開発し,日本で生産した音声入力マイク。従来よりも軽量・コンパクトで女性でも持ちやすい形状となっている。また,SIAAマーク準拠の抗菌性を備え,衛生面にも配慮されている。
そのほかに,無線のマイク型音声入力デバイス「SpeechMike Air LFH3000」やヘッドセット型の音声入力デバイス「Jabra PRO935」,録画などのボタンを割り当てることができるフットスイッチ「Transcription Set 7277」が展示された。

「AmiVoice EX7」の入力画面。これだけの長文が自動的に,誤変換なく変換される。

「AmiVoice EX7」の入力画面。これだけの長文が自動的に,誤変換なく変換される。

次期Ver7.40のリリース予告。“穴埋め機能”により,さらにハンズフリーの音声入力が可能となる。

次期Ver7.40のリリース予告。“穴埋め機能”により,さらにハンズフリーの音声入力が可能となる。

   
「AmiVoice CLx」の入力画面。エディタは異なるが,変換精度はAmiVoice EX7と同等のものになる。

「AmiVoice CLx」の入力画面。エディタは異なるが,変換精度はAmiVoice EX7と同等のものになる。

 

新規に展示された自社開発の音声入力マイク「AmiVoice Front SP01」

新規に展示された自社開発の音声入力マイク「AmiVoice Front SP01」

今回テクマトリックスの「医知悟LLC」に加え「NOBORI-PAL」との連携が発表された。

今回テクマトリックスの「医知悟LLC」に加え「NOBORI-PAL」との連携が発表された。

 

●お問い合わせ先
株式会社アドバンスト・メディア
住所:〒170-8630 東京都豊島区東池袋3-1-4 サンシャインシティ文化会館6階
TEL:03-5958-1045
URL:http://medical.amivoice.com/


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