JRC2015が開幕 
ーメインテーマに「Be Cool and Practical」を掲げ,活発な議論が交わされる4日間がスタート

2015-4-16


会場となるパシフィコ横浜

会場となるパシフィコ横浜

JRC2015が4月16日(木),パシフィコ横浜を会場に開幕した。ここ数日は不安定な天候であったが,晴れやかな空の下,気持ちの良い開幕を迎えた。今年は,4年に1回の日本医学会総会が4月11日(土)~13日(月)に京都をメイン会場に行われたため,通常より1週間遅れての開催となった。19日(日)までの4日間の日程で開催される。

第74回日本医学放射線学会総会(JRS)の会長は東京大学の大友 邦氏,第71回日本放射線技術学会総会学術大会(JSRT)の大会長は信州大学医学部附属病院の平野浩志氏,第109回日本医学物理学会学術大会(JSMP)の大会長は新潟大学の和田真一氏が務める。

JRC2015のメインテーマは,「Be Cool and Practical」。放射線医学は,医学や医療技術・機器の進化に大きな影響を受け,時代と状況に応じた対応が求められることから,“冷静に現状と近未来と見据え,実際的に対処することが最も肝要”という意味がメインテーマに込められている。
それぞれの学会で数多くの講演・口演が予定されるとともに,3学会合同の特別講演,シンポジウムも企画されている。近年JRCでは,電子ポスターや発表スライドの英語化,英語での口述発表を積極的に取り入れ,国際化を推進しているが,今回もこの流れは発展的に継承され,JSMPではCyPosだけでなく発表スライドの全面英語化に踏み切っている。

JRCの講演・口演は,パシフィコ横浜の国立大ホールと会議センター,アネックスホールで行われる。CyPos閲覧エリアと実機展示エリアは,昨年に続き国立大ホール1階のマリンロビーに設置され,16日(木)9時から最終日19日(日)15時まで閲覧可能である。なお,学会の登録受付は,展示ホールAに設けられている。

併催される2015国際医用画像総合展(ITEM in JRC 2015)は,17日(金)~19日(日)の3日間,展示ホールA(一部)~Dにて開催される。RSNA2014やECR2015で発表された最新機器や技術を一堂に集め,また初めて紹介される製品も期待されることから,明日からの開催が待たれる。

受付,ITEM会場のある展示ホール

受付,ITEM会場のある展示ホール

展示ホール入り口部

展示ホール入り口部

   
9時にオープンした受付に次々と参加者が訪れる。

9時にオープンした受付に次々と参加者が訪れる。

受付の記名デスク

受付の記名デスク

   
展示ホールAのITEM会場ゲート前に飾られた華やかな生け花

展示ホールAのITEM会場ゲート前に飾られた華やかな生け花

パシフィコ横浜から望む横浜港

パシフィコ横浜から望む横浜港

 

インナビネットでは,17日(金)のITEM2015の開会式,出展各社のブース取材速報をいち早く掲載する予定です。今年はスマホサイトもご用意しましたので,会場で手軽にチェックしていただきながら,各社ブース見学にお役立てください。

スマホサイトトップ

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