EIZO,PACSから手術室,HISまで,それぞれの用途に最適な情報表示を可能にする医療用モニタを展示

2013-7-19


EIZOブース

EIZOブース

EIZO は,“PACS”,“手術室”,“HIS”の3つの領域に合わせて,最適な環境を提供するモニタのラインナップを提案した。PACSでは,7月8日にリリースされ12月12日に発売予定の「RadiForce RX650」を参考展示した。RX650は,30型ワイド画面,6MPのカラー液晶モニタで,3MP2台分の情報量を表示できる。2台使用する場合と比べてモニタ間のベゼル(枠)がないため,読影効率の向上が期待できるほか,横幅も60mm省スペース化できるという。また,デザインも一新され,従来の製品に比べて角の丸いラウンドデザインと外枠にホワイトが採用されており,やさしいイメージになっている。そのほか,同一画面内でのモノクロとカラーのハイブリッド表示やLEDバックライトなどが採用されている。

30型ワイド6MPカラー液晶モニタの「RadiForce RX650」を参考展示

30型ワイド6MPカラー液晶モニタの「RadiForce RX650」を参考展示

 

ベゼルの角が丸く枠にホワイトが入った新しいデザインを採用

ベゼルの角が丸く枠にホワイトが入った新しいデザインを採用

 

手術室向けのコーナーでは,入力8系統,出力4系統の画像信号を扱える信号配信マネージャー「LMM0804」を用いて,「RadiForce LX470W」など4台の手術室向け画像表示モニタに画像を配信して展示した。iPadや専用のコントローラーから表示モニタを切り替えられるほか,それぞれのモニタの画面レイアウトも変更できるのが特長だ。

信号配信マネージャー「LMM0804」

信号配信マネージャー「LMM0804」

 

手術室向け47インチの「RadiForce LX470W」

手術室向け47インチの「RadiForce LX470W」

 

HIS向けでは,電子カルテ表示用の「FlexScan EV2336W」と画像表示用モニタの「RadiForce MX215」を組み合わせた端末を提案した。FlexScan EV2336Wは,フルHDワイド画面でブルーライトをカットする“Paperモード”などを搭載する。また,マルチタッチ操作に対応した電子カルテ画像表示モニタ「RadiForce MS235WT」も紹介した。

診察室の電子カルテ端末向けのモニタを提案

診察室の電子カルテ端末向けのモニタを提案

 

マルチタッチ操作に対応した「RadiForce MS235WT」

マルチタッチ操作に対応した「RadiForce MS235WT」


国際モダンホスピタルショウ2013
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