コミュニケーションや見守り,リハビリ,ウェアラブルなど,多彩なロボットが私たちをサポート

2018-10-12


コミュニケーションや見守り,リハビリ,ウェアラブルなど,多彩なロボットが私たちをサポート

第45回国際福祉機器展(H.C.R.2018)では,機器の種別ごとにゾーン分けされた展示会場(東展示棟1〜7ホール)に,多彩な製品が出展されています。今回,インナービジョンもH.C.R.に初出展し,創刊した『ケアビジョン』を特別無料配布しました(好評につき2日目で配布分はすべて終了)。ケアビジョンのコンセプトは,「これからの介護を支えるICT・ロボット活用情報誌」。そこで,6万6000平方メートルを超える会場を歩き回って見つけたロボットの一部をご紹介します。

■コミュニケーションロボット「PALRO」
富士ソフト株式会社
『ケアビジョン』でも紹介した歌って踊れるコミュニケーションロボット。介護施設などで見守りやレクリエーション,入居者との会話など,高齢者のコミュニケーション支援やスタッフの負担軽減に活躍しています。対話者の顔を認識し,名前を覚えてくれるので愛着が湧いてきます。

コミュニケーションロボット「PALRO」

 

■メンタルコミットロボット「パロ」
開発:国立研究開発法人産業技術総合研究所 ,製造:株式会社知能システム大和ハウス工業株式会社 のブースで展示)
セラピー効果を期待できるアザラシ型のコミュニケーション支援ロボット。自分の名前を覚え,喜んだり嫌がったりとさまざまな反応を示します。

メンタルコミットロボット「パロ」

 

■ロボット型携帯電話「ロボホン」
シャープ株式会社ベネフィットジャパン のブースで展示)
こう見えても電話機です。AI(人工知能)が搭載され,会話をしたり,歩いたり,踊ったりとコミュニケーションをとることができます。リマインダ機能で服薬支援などにも活躍。

ロボット型携帯電話「ロボホン」

 

■分身ロボット「OriHime」
株式会社オリィ研究所NEDO ブースで展示)
カメラ,マイク,スピーカーが搭載された遠隔操作ロボット。入院中の子どもが学校の授業に参加する遠隔教育や,ワンクリックや視線でも操作可能なため,ALSの方のコミュニケーション支援に活用されています。移動も可能な大きいタイプを開発中で,2018年の11,12月には,寝たきりなど外出困難な方が遠隔操作で接客する分身ロボットカフェが実験的に実施されるそうです。

分身ロボット「OriHime」
分身ロボット「OriHime」

 

■見守り介護ロボット「ケアロボ」
株式会社テクノスジャパン
カメラ,マイク,スピーカーなどが搭載された見守りロボット。ベッドセンサーやドアセンサーと組み合わせることで,例えば玄関ドアが開いたときに写真を撮影し,スマートフォンやガラケー,PCに写メ(写真付きメール)を自動で送信します。介護保険でレンタルできるタイプも用意されています。

見守り介護ロボット「ケアロボ」

 

■音声認識コミュニケーションロボット「Chapit」
株式会社レイトロン
日常生活の雑音の中でも人の声を認識してコミュニケーションできるロボット。レクリエーション機能や,食事や服薬などで設定した時間を知らせるタイムサポート機能だけでなく,家電コントロール機能も搭載されていて,音声で操作できるリモコンの役割も果たします。

音声認識コミュニケーションロボット「Chapit」

 

■コミュニケーションロボット「なでなでねこちゃん」「なでなでワンちゃん」「こんにちは赤ちゃん」
トレンドマスター株式会社
頭や背中,しっぽなどをなでると,いろんな声で鳴くネコ型,イヌ型ロボット。赤ちゃんの方は,お世話していくことで100種類以上の返事をしてくれます。認知症の方への癒やしやコミュニケーション促進効果が期待されます。

コミュニケーションロボット「なでなでねこちゃん」「なでなでワンちゃん」「こんにちは赤ちゃん」
コミュニケーションロボット「なでなでねこちゃん」「なでなでワンちゃん」「こんにちは赤ちゃん」

 

■赤ちゃんロボット「スマイビS」
株式会社東郷製作所
笑う,泣く,くしゃみをするなど,赤ちゃんのような声や表現で,高齢者に癒やしを提供します。動作はランダムですが,放置時に泣き出したところを抱っこすると,泣き止んで上機嫌になるそうです。

赤ちゃんロボット「スマイビS」

 

■赤ちゃんロボット「泣き笑い たあたん」
フランスベッド株式会社
本物の赤ちゃんを連想させる抱き心地や,泣き声・笑い声で,認知症の方の想像力を刺激し,コミュニケーションを支援します。手や足に触ると赤ちゃんの録音音声で反応します。

赤ちゃんロボット「泣き笑い たあたん」

 

■スマート車いす「iBuddy」
KARMA MEDICAL PRODUCTS CO.LTD(台湾)
ユーザーの後に自動でついていくロボット車いすで,座るときには上の丸い部分が開いて座面が出てきます。高齢者が歩くことを諦めず,歩き続けられることをめざして開発されたそうです。

スマート車いす「iBuddy」

 

■見守りロボット「アイミーマ」
企画開発:株式会社ブイ・アール・テクノセンター株式会社クトロ・モデリングサービス ,製品化開発:新世代ロボット研究会
介護施設などで設定したマップ上を自動で巡回監視するロボット。赤外線カメラ搭載で暗い場所でも人を認識してナースステーションに通知します。スタッフはカメラ映像で様子を確認でき,端末を通じて会話も可能です。

見守りロボット「アイミーマ」

 

■ロボットスーツ「HAL(腰タイプ 介護支援用)」
CYBERDYNE株式会社大和ハウス工業株式会社 のブースで展示)
身体を動かすときに流れる生体電位信号を検出・解析して,装着者の意思に沿った動きをアシストします。重さは約3kgと軽量で,移乗介助などの腰への負荷を軽減。

ロボットスーツ「HAL(腰タイプ 介護支援用)」

 

■ウェアラブルロボット「マッスルスーツ」
株式会社イノフェス (東京理科大学発ベンチャー)
空気圧式の人工筋肉で装着者の動作をアシストするロボット。介護事業を展開するアサヒサンクリーン株式会社では,訪問入浴サービスの600事業所に導入し,スタッフの負担軽減を図っているそうです。

ウェアラブルロボット「マッスルスーツ」

 

■歩行訓練機器「Honda歩行アシスト」
本田技研工業株式会社
左右のモーターが歩行時の股関節の動きをサポートし,適切な脚の振り出しと蹴り出しを誘導。すでに全国の病院やリハビリ施設に導入され,活用されています。会場でも多くの方が体験していました。

歩行訓練機器「Honda歩行アシスト」

 

■ロボティックウェア「curara」
開発:信州大学繊維学部橋本研究室
2019年に製品化をめざしている“着る”ロボティックウェア。制御技術やセンサ技術で人に合わせて稼働する,人に優しいロボット。リハビリ支援や生活支援に。

ロボティックウェア「curara」

国際福祉機器展 H.C.R.2018
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