メドレー,日医標準レセプトソフト(ORCA)と医療情報システムを容易に連携するAPIクライアントライブラリ「ORCA API」を公開し,オープンソース化

2018-5-1

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(株)メドレーは,「日医標準レセプトソフト(略称「日レセ」,通称「ORCA」)」が提供するAPIをプログラミング言語Rubyから容易に連携するためのAPIクライアントライブラリ「ORCA API(https://github.com/orca-api )」をオープンソースソフトウェアとして公開した。

ORCAは,日本医師会ORCA管理機構(株)が提供する,全国17,000を超える医療機関に利用されているレセプトソフト(医療会計ソフト)である。電子カルテなどの医療情報システムからORCAに連携するためのWeb API「日医標準レセプトソフト API」が提供されているものの,これはWebアプリケーションとの接続が難しく,開発者がORCAと接続したWebアプリケーションを開発することは容易ではなかった。

今回メドレーが開発したORCA APIを利用することで,Webアプリケーションから日医標準レセプトソフト APIへ迅速に接続できるようになり,ORCAと連携したシステムを効率的に開発できるようになる。

ORCA APIは,同社が4月29日に提供を開始した電子カルテシステム「CLINICSカルテ」にも利用されている。CLINICSカルテなどの電子カルテに限らず,ORCAと接続するすべてのWebアプリケーションにおいて,ORCA APIを活用することが可能。ORCA APIの公開により,医療業界においてインターネットサービスのオープンな開発が進むことを期待する。

■日本医師会ORCA管理機構株式会社 代表取締役社長 上野 智明氏のコメント
この度は,APIクライアントライブラリのオープンソース化に踏み切っていただきありがとうございます。ORCAプロジェクトは発足から17年が経過する中で,医師会員の皆様の支持を得て着実に普及して参りました。そして,高齢化に伴うこれからの地域医療介護においては,時代の潮流に合わせ,また新たな技術の進展により,更なるICT化が期待されています。その中で,日本医師会ORCA管理機構ではORCAを医事/介護の会計処理エンジンとして組み込み可能なものに発展させるべく,昨年,日医標準レセプトAPI協議会を発足し,拡張API仕様「HAORI(はおり)」の開発を進めて参りました。多くのWeb開発者から愛されるRubyから呼び出せるORCA APIが,多くの開発者に利用され,ORCAが会計処理エンジンとして発展していくことを期待しています。

 

●問い合わせ先
(株)メドレー
http://www.medley.jp/

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