カナミックネットワーク,在宅医療サービスの笑顔会,先端医療のNEXT Wellness International,NTTエレクトロニクステクノ,ブイキューブがクラウドサービスとテレビ会議システムを連携させた多職種連携を開始

2018-4-19

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(株)カナミックネットワークは,医療法人笑顔会,(株)NEXT Wellness International,NTTエレクトロニクステクノ(株),(株)ブイキューブと高齢化社会における課題解決のためのシステム連携・運用を開始する。

システム連携イメージ

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●概要

在宅医療サービスを提供している笑顔会の笑顔のおうちクリニックと先端医療サービスを提供しているNWIが中心となって進めている「integrated wellness model研究室」に参加する同社,NTTエレクトロニクステクノ,ブイキューブがシステム連携を行うことになった。
「integrated wellness model研究室」では2025年日本,シンガポールを皮切りにピークを迎え2100年のアフリカへと続く世界の高齢化を解決するソリューションの開発と提供を研究の主軸としている。
同社のクラウド型医療・介護連携システム「カナミッククラウドサービス」とNTTエレクトロニクステクノのクラウド型在宅医療対応電子カルテ「モバカルネット」,ブイキューブの子会社でアイスタディ(株)が提供する「Agora.io Video SDK」の3つのクラウドサービスがシステム連携することによって在宅医療における効率的な多職種・他法人連携を実現し先進的な地域包括ケアシステム構築を進めていく。

●システム連携について

(1)クラウド型電子カルテ「モバカルネット」と医療・介護連携のための「カナミッククラウドサービス」情報共有プラットフォームとのシステム連携をすることで,医師,看護師が入力した電子カルテの情報,薬剤師や介護職員などが情報共有プラットフォームに入力した内容が,それぞれタイムリーに反映されることになる。これにより,二重三重の入力をすることなく効率的にお互いに必要な情報共有が実現することになる。
(2)「Agora.io Video SDK」,「モバカルネット」,「カナミッククラウドサービス」がシステム連携することにより医師が患者宅に訪問せずに診療を行い,報酬を得ることができる遠隔診療(オンライン診療)を行うことができる。テレビ会議システムを活用し医師と看護師,ケアマネジャー,介護職との多職種の関係者でのカンファレンスを行うことができる。

●「カナミッククラウドサービス」情報共有プラットフォームについて

「地域包括ケアシステム」実現のために開発されたクラウドサービス。在宅ケアを受ける患者・要介護者一人ひとりについて,地方自治体や医師,訪問看護師,ケアマネジャー,介護サービス事業者など,多職種・他法人間でのリアルタイムな情報の共有・集約を可能にする。現場に応じて,パソコンやタブレット,スマートフォンの各端末で簡単に利用でき,検索・閲覧のしやすさと分析データとしての活用も考慮した機能性を備えている。
2017年9月時点での,自治体や医師会などによる導入は,616地域となる。

●医療法人笑顔会について
「最高の医療と笑顔をお届けする」
名古屋を中心に在宅医療を中心とした地域包括ケアを提供する医療法人。
日々の診療に加え,地域包括ケアの完成を支えるICTシステムの研究を創業時から行っている。現在は,複数の実証実験を行い,各企業とIntegrated Wellness modelの完成を進めている。

●(株)NEXT Wellness Internationalについて
「One for All, ALL for Best Smile and Wellness」
ひとりは皆のために,すべては最高の笑顔と良き健康のために。先端医療を中心に次世代医療サービスの研究と提供支援を行う会社。代表医師 杉浦 立尚氏は,地域包括ケアの研究のみならず,米国医療機関と提携し最先端の幹細胞治療の提供など,活動は多岐にわたる。

●「モバカルネット」について
「モバカルネット」は在宅医療機関向けに「いつでも・どこでも」「簡単に」「これひとつで」をコンセプトとして開発されたクラウド型の電子カルテ。一般的な電子カルテ機能の他,強化型連携機能,多職種連携機能,訪問スケジュール作成,地図連係など在宅医療に特化した機能を備えている。外来と在宅医療両方に対応した「モバカルネットファミリードクター版」もあり,こちらも「カナミッククラウドサービス」との連係が可能となっている。

●「Agora.io Video SDK」について
自社サービスにビデオ通話機能を組み込むことが可能なSDKサービス。アプリケーションの開発期間と運用にかかるコストを最小限に抑え,配信インフラの運用を気にすることなく,テレビ会議機能が提供可能になる。エンドユーザーは,通信環境やデバイスに制限されず,高品質で安定した映像と音声での通話が可能になる。WebRTCにも対応し,複数人での双方向通信が可能で,遠隔医療や遠隔教育など様々な分野で利用が広がっている。

 

●問い合わせ先
(株)カナミックネットワーク
https://www.kanamic.net/

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