「島津中国質量分析センター」が「iF DESIGN AWARD 2017」を受賞

2017-3-13

島津製作所


「iF DESIGN AWARD 2017」を受賞した「島津中国質量分析センター」

「iF DESIGN AWARD 2017」を受賞した
「島津中国質量分析センター」

島津製作所の中国子会社である島津企業管理(中国)有限公司の研究開発施設「島津中国質量分析センター」が,「iF DESIGN AWARD 2017」を受賞した。

ドイツのハノーバー工業デザイン協会(iF International Forum Design GmbH Hannover)が1953年から主催している「iF DESIGN AWARD」は,全世界の優れた工業デザインを表彰する賞であり,国際的に権威のあるデザイン賞の1つとして知られている。「iF DESIGN AWARD 2017」には,59カ国から5575点の応募があり,授賞式は3月10日にドイツのミュンヘンで開催された。

2012年には同社グループ会社である島津メクテム(株)の真空加圧焼成炉「VESTA」が,2015年には当社の発光分光分析装置「PDA-5000」が本賞を受賞したが,製品以外の分野での受賞は今回が始めてである。

【「島津中国質量分析センター」について】

2015年10月に島津企業管理(中国)有限公司の北京分公司に完成した「島津中国質量分析センター」は,現地における質量分析計のシェア拡大や共同研究・共同開発の推進などを目的とする研究開発施設。

本センターは,アプリケーションを開発するラボとしての機能とショールームとしての機能を両立する”ショーラボ”というデザインコンセプトのもと設計されている。鳥瞰すると同社のロゴマークの形になるよう,円形の空間の中で配管の露出を抑えて実験台を十字型に配置するなどの工夫を凝らしたほか,入口にあえて高低差をつけることで顧客がラボを一望できるなどの仕掛けも施した。

質量分析計は,同社分析計測事業における主力製品。中国においては同社のブランドイメージを牽引する製品の1つであり,食の安全や環境,ライフサイエンスなどの分野で需要が拡大している。同社は,本センターでの取り組みを通じ,現地のニーズにマッチしたソリューションの提供や,顧客との密接な協力関係の構築に努めている。

所在地:中華人民共和国100020北京市朝陽区朝外大街16号中国人寿大厦6F
延床面積:1,009m2
主要設置装置:
トリプル四重極型液体クロマトグラフ質量分析計
トリプル四重極型ガスクロマトグラフ質量分析計
超臨界流体抽出/超臨界流体クロマトグラフシステム
イメージング質量顕微鏡など

 

●問い合わせ先
(株)島津製作所 広報室
TEL 075-823-1110
http://www.shimadzu.co.jp/

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