キヤノン,“デジタルラジオグラフィ CXDI-710C Wireless”と“デジタルラジオグラフィ CXDI-810C Wireless”を発売
〜半切サイズとして業界最軽のワイヤレスX線デジタル撮影装置〜

2017-3-7

X線装置

キヤノン


CXDI-710C Wireless

CXDI-710C Wireless

キヤノンは,DR(Digital Radiography)方式※1 のワイヤレスX線デジタル撮影装置の新製品として,“デジタルラジオグラフィ CXDI-710C Wireless”と“デジタルラジオグラフィ CXDI-810C Wireless”の2機種を7月1日より発売する。
※1X線を蛍光体部分で可視光に変え,その光を大型平面センサーでデジタル画像化する方式。

“CXDI-710C Wireless”と“CXDI-810C Wireless”は,従来機種「CXDI-701C Wireless」と「CXDI-801C Wireless」(いずれも2013年5月発売)の基本性能を継承しつつ,軽量化と使いやすさの向上を実現したワイヤレス方式の医療用X線デジタル撮影装置。

CXDI-810C Wireless

CXDI-810C Wireless

 

●主な特長

■半切サイズとして業界最軽量※2 の本体質量約2.3kgを実現(CXDI-710C Wireless)
新たにカーボン素材を採用することで,“CXDI-710C Wireless”の本体質量は半切タイプとして業界最軽量の約2.3kgを実現している。また,裏面の四辺にホールド部を設け,角や側面に丸みを持たせることで,把持性(持ちやすさ)の向上と患者の負担軽減を両立している。
※2 半切サイズのDR方式ワイヤレスX線デジタル撮影装置において(バッテリーパックを含む)。2017年3月6日時点。(キヤノン調べ)

■基本性能はそのままに,耐水性や使いやすさが向上
液体が撮影部内に侵入しにくい構造を採用し,保護等級IPX7※3に準拠。また,撮影部の表面に白色を採用し,X線の照射範囲が撮影場所の明るさに左右されずに確認できる。さらに,撮影部とX線発生装置のみで撮影できるモードや撮影部の内蔵メモリーに画像を保存する機能の搭載により,電波状況が不安定な環境や緊急時でも撮影が可能。
※3 「IEC(国際電気標準会議)」によって定められている保護等級。IPX7は防水等級7級を指し,一時的(30分間)に一定水深(1m)に浸しても内部に浸水しないことを示している。

なお,4月14日から16日まで,パシフィコ横浜で開催される「2017国際医用画像総合展」のキヤノンブースにて,本製品を展示する予定。

※ 国内市場では,キヤノンマーケティングジャパングループの医療事業の中核企業であるキヤノンライフケアソリューションズ株式会社が,主体となって販売する。

 

●参考価格(税別)
デジタルラジオグラフィ CXDI-710C Wireless 2,200万円
デジタルラジオグラフィ CXDI-810C Wireless 2,000万円
●問い合わせ先
キヤノンマーケティングジャパン(株)医療機器販売企画課
TEL 03-3740-3434(直通)
canon.jp/medical

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