東芝メディカルシステムズ,次世代3テスラMRI装置「Vantage Galan 3T」の国内販売開始

2016-6-1

MRI

東芝メディカルシステムズ


Vantage Galan 3T

Vantage Galan 3T

東芝メディカルシステムズ(株)は,次世代3テスラMRI装置「Vantage Galan™ 3T」(ヴァンテージ ギャラン スリーティー)の国内販売を6月1日より開始した。

新製品は,同社独自の傾斜磁場コイル機構であるSaturn Technologyと新しいRF送受信技術PURERFを搭載することで3テスラMRI装置に求められる高度な臨床ニーズを高次元で実現する。また高性能にもかかわらず,設置スペースを徹底的にコンパクトにし,開口径71cmを確保しながらクラス最小撮像室設置面積18.6m2(注1),クラス最小定格電力70kVAの省エネルギー(注1)を達成。従来1.5テスラMRI装置を導入しているほとんどの施設において,設置環境の変更なく3テスラMRI装置の導入が可能となる(注2)。更に静音化技術Pianissimo™の搭載によりすべての検査を静かにし,患者さんにやさしい空間を提供する。臨床検査の質の向上を支援するとともに,多様な設置環境にフレキシブルに対応し,病院経営に大きく貢献する。

●製品の特長

1. 高画質の徹底追求。これが,究(きわみ)の質。
傾斜磁場コイルの「振動」と「発熱」を抑えることでオープンボアMRI装置での高画質を実現してきたSaturn Technology。Galanではその技術に加え,さらなる高画質を実現すべくRF送受信性能を改善する技術であるPURERFを搭載した。一般的に送信コイルから発生する電波は,患者さんの方向だけでなく,反対方向にも発生するため,それぞれが打消し合い,患者さん側への送信効率が低下するという現象が生じる。送信技術PURERF Txでは,送信コイルを特殊なシールドで包み込むことにより,反対方向への電波の発生を最小限に抑え,送信効率アップを実現しSNRが向上する。
一方,受信面では,受信コイルとAD変換器の間のケーブルで拾われるノイズ成分だけでなく,MR信号とともに受信コイルから拾われる電子ノイズに着目した。装置からの電子ノイズ発生を低減する独自のノイズ低減技術PURERF Rxにより,MR信号に付加されるノイズを根本から低減し,SNR向上を可能とした。これら2つのRF技術でSNRを同社比20%向上,次世代3Tの高画質を実現する。

2. もっとコンパクトに,そしてエコノミーに。これが,匠(たくみ)の技。
Galanでは,Saturn Technologyによる高性能,高出力の傾斜磁場能力を確保したまま,電源の省スペース化,省電力化を図ることにより,クラス最小撮像室設置面積 18.6m2(同社比15%削減),クラス最小定格電力70kVA(同社比22%削減)を実現。これまで設置スペース面,ランニングコスト面で3テスラMRI装置を断念していた施設でも導入を現実的なものにする。特に現在1.5テスラMRI装置を使用している施設では,設置スペースの再検討や電源設備の増設も最小限に抑えられ,3テスラ装置導入をスムーズに行うことができる。また撮像室を狭く構築することで,操作室や待合室を広くすることも可能となるので,検査環境における新しいアイデアの幅を広げる。

3. 静寂につつまれて,広々と横たわる。これが,和みの空間。
Galanは高性能,省設置スペース,省電力でありながら,患者開口径71cmを確保している。また,同社独自技術であるハードウエアでの静音化機構Pianissimoを搭載し,これからのMRIに必要とされる患者さんにやさしい検査環境を妥協することなく実現。特に静音性においては,Pianissimo技術のみでなく,Quiet Scanによる撮像自体の静音化により,すべての検査において静かな環境を構築した。検査を受ける患者さんのみならず,MRI室外の診察室や待合室の患者さんへもやさしい検査環境を提供する。
MRI検査に伴う検査環境の改善を起点として病院経営に大きく貢献する。

(注1):同社調べ2016年5月現在。各社発表の資料をもとに比較。18.6m2は最小設置面積のケースであり,設置面積は施設のMR室や運用形態に依存する。
(注2):同社1.5テスラMRI装置既存納入施設での調査結果。

 

●問い合わせ先
東芝メディカルシステムズ(株)
広報室
TEL 0287-26-5100
http://www.toshiba-medical.co.jp

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