ライフサイエンス コンピューティング,従量課金制 電子カルテサービス「OpenDolphin クラウドZERO」2014年7月1日よりサービス受付を開始
初期費用0円,定額利用料0円

2014-6-17

医療情報システム(電子カルテ)


OpenDolphin クラウドZERO

ライフサイエンス コンピューティング(株)(以下LSC)は,オープンドルフィン誕生10周年企画として,初期費用0円,定額利用料0円,電子カルテ1枚作成あたり50円の従量課金制クラウド電子カルテサービス「OpenDolphin クラウドZERO」の申込受付を,首都圏で先行して7月1日から開始する。

クラウド型電子カルテサービスで定評のあるLSCの「OpenDolphin クラウド」と同一のソフトウェアを使用している「OpenDolphin クラウドZERO」は,クリニックや診療所を新規開業する医師を対象とした従量課金制サービス。開業当初は患者数が少ない場合も多く,電子カルテ1枚作成あたり50円から,利用枚数に応じた料金のみでサービスを利用できる。

本サービスはクリニック側の導入・構築を医師自身が行うセルフ導入パッケージとなる。

●サービス詳細

1. 新規開業に最適。カルテ1枚50円からの従量課金制電子カルテサービス
2. クラウド型電子カルテサービスで定評のある「OpenDolphin クラウド」と同一ソフトウェア
3. レセコンは日医標準レセプトソフト「ORCA」のクラウドモデルを低価格でセット販売
4. クリニック側の導入・構築(PCやネットワーク等)は医師自身にて実施
5. PC,プリンタ,ルータ等のハードウェアは医師自身が購入
6. セルフトレーニング用のeラーニングビデオ付き
7. 最大120日間の無償問い合わせサポート付き(電話,メール)
※電子カルテのサポートのみ,レセコンの問い合わせサポートは標準付属
8. 低価格ローカル型PACS「Xronos TypeE」(オプション)

開業時には通常,クリニック建造物の賃貸・建築・改装費用,レントゲンや超音波診断装置など各種検査機器の購入・リース費用,電子カルテ,レセコン,PACS等のITシステム費用,スタッフの給与など,多額の資金が必要である。
LSCは,クリニックの状況に対応する費用体系の電子カルテサービスを提供することで,開業時の資金面での負担軽減に寄与し,クリニックの成長に貢献する。

なお,「OpenDolphin クラウドZERO」は,離島を除く首都圏(東京都,神奈川県,埼玉県,千葉県)での申込受付を先行して開始し,それ以外の地域へは7月以降に順次展開していく。

●サービス料金

  初期費用 月額基本料 従量課金
電子カルテ
OpenDolphin クラウドZERO
0円 0円 50円/枚
レセコン
クラウド型ORCSサービス
19.8万円 2万円 0円

※すべて税抜価格

●電子カルテ「OpenDolphin」概要

「OpenDolphin」はLSC※1が開発した日本初のオープンソース電子カルテ。2001年経済産業省の公募プロジェクトにて開発が始まった。同年ドルフィンプロジェクトとして,熊本県の「ひご・メド」,宮崎県の「はにわプロジェクト」で実験運用が開始され,同プロジェクト内で日本医師会が開発する日医標準レセプトソフト「ORCA」と接続された初めての電子カルテとなった。
その後,2004年にオープンソース化,同年東京都医師会の「HOTプロジェクト」,2006年に京都府地域医療連携プロジェクト「まいこプロジェクト」などで取り組まれた歴史のある電子カルテである。
2007年にASPサービス開始後,2009年にはiPhone・iPod touchに対応,2010年にはiPadへの対応を完了し,2013年セキュリティ通信(VPN)や仮想化技術(VM)等を用いたクラウド電子カルテサービス「OpenDolphinクラウド」をスタートし,今日に至る。
「OpenDolphinクラウドZERO」ならびに「OpenDolphinクラウド」は,「OpenDolphin」をベースとした商用版電子カルテ。

※1:OpenDolphinは(株)デジタルグローブにて開発された。(株)デジタルグローブは2012年12月31日ライフサイエンス コンピューティング(株)に吸収合併した。

 

●問い合わせ先
ライフサイエンス コンピューティング(株)
担当:末武
TEL 03-5911-1455
Email:sales@lscc.co.jp
http://www.lscc.co.jp/

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