ITEM in JRC 2010

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■ JRC2010 表彰式&閉会式
学術大会の参加者は昨年に続き1万人を突破。
ITEMの参加登録者数も2万人を超えた。
Vol.51 [4月11日(日)]

  JRC2010の合同表彰式および閉会式が,4日目最終日の4月11日(日)15時15分より,パシフィコ横浜会議センター・メインホールにて行われた。

  第66回日本放射線技術学会総会学術大会の新木 操 実行委員長の司会で,まず3学会のCyPos賞受賞者の発表と表彰式が行われた。

  第69回日本医学放射線学会総会のCyPos賞 プラチナメダルは,平木隆夫氏(岡山大学)の発表「肝細胞癌肺転移に対するラジオ波焼灼療法:日本における多施設共同研究の結果」 が受賞(表彰式は欠席)。その他,ゴールド7名,シルバー8名,教育展示賞はゴールド4名,シルバー3名が受賞した。最多アクセス賞は,内野晃氏(埼玉医科大学)の「頭蓋内動脈破格のMRA」と栗原宣子氏の「「複視」─あなたは何処をチェックしますか─」。

  司会:新木 操 実行委員長
司会:新木 操 実行委員長

  第66回日本放射線技術学会総会学術大会のCyPos賞 大会長賞は丹治一氏(北福島医療センター)の発表「Phase cycling Diffusion Drepared Imaging(PC-DPI)とSE-EPI DWIにおける拡散反映能の比較検討」が受賞。その他,金賞3名,銀賞6名,銅賞12名,学生賞3名,さらに最多閲覧賞は城處洋輔氏(川口総合病院)が受賞した。

  第99回日本医学物理学会学術大会CyPos賞 大会長賞は6名が受賞した。


ゴールド

シルバー

教育展示ゴールド

教育展示シルバー

丹治一氏

金賞

銀賞

銅賞

学生賞

大会長賞

全員

  次に閉会式に移り,遠藤啓吾・JRC代表理事から全体の総括が述べられた。今回,参加登録者数が昨年に続いて1万人を超えたことが報告された。内訳は,JRSが 4481名,JSRTが3749名,JSMPが496名,学生が1137名,非会員が1053名。

  一方,ITEM入場者数は昨年2万人を切り,2万人を超えることが今年の目標になっていたが,20977名と大台を突破した。今回は新製品も数多く発表され,各社とも力の入った展示を行ったことや,学会の事前登録を止め,登録受付を展示ホールに移したことも一因と言える。学術集会と機器展示の双方にとってメリットのある大会運営を来年も期待したい。

  来年のJRC2011は,4月7日〜10日の4日間,パシフィコ横浜会議センター,国立大ホールを会場に,ITEM2011は8日〜10日の3日間,パシフィコ横浜展示ホールにて開催される。メインテーマは,「放射線診療の明日─多様性を推進力に」。 第70回日本医学放射線学会総会の会長は大友 邦氏(東京大学),第67回日本放射線技術学会総会学術大会の大会長は江島光弘氏(東京女子医科大学),第101回日本医学物理学会学術大会の大会長は丸山浩一氏(北里大学)が務める。

  遠藤啓吾・JRC代表理事
遠藤啓吾・JRC代表理事

大友 邦氏(東京大学)
大友 邦氏

江島光弘氏
江島光弘氏

丸山浩一氏
丸山浩一氏

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