医用画像表示モニター「i3シリーズ」(JVCケンウッド)
医用画像表示モニター「i3シリーズ」による快適な読影環境の構築

2019-2-1

JVCケンウッド

モニタ


はじめに

2008年の診療報酬改定により,電子画像管理加算が導入されてから早くも10年が経ちました。医療現場のデジタル化は年々進んでいき,医用画像表示モニター(以下,医用モニター)による読影も着実に定着してきています。医用画像を表示するにあたって,それぞれの診断画像に適したモニターを使うことは重要です。
当社は,高度に輝度/階調/色度を精度管理した医用モニターを,長年にわたり開発・販売してきました。当社の医用モニターのラインアップの一つである「i3シリーズ」のモニターでは,診断画像の特性を踏まえ,撮影した医用画像を忠実に再現します。性能に加え,ユーザビリティ,デザインも考慮し,快適な読影環境の構築が実現できるi3シリーズモニターについて紹介します。

マルチモダリティに対応するダイナミックガンマ機能

医用モニターによる読影診断は,モノクロ画像だけでなく,超音波,内視鏡,病理,MRIなどのカラー画像を併用した,カラーモニターによる複合診断が増えてきています。当社のダイナミックガンマ機能(特許第6277984号)は,画面内に混在するモノクロ/カラー画像をピクセル単位で自動的に識別し,それぞれの画像に最適な階調で表示します(図1)。

図1 ダイナミックガンマ機能によるモノクロ/カラー画像の最適表示

図1 ダイナミックガンマ機能によるモノクロ/カラー画像の最適表示

 

目のストレス(疲労)を軽減するオートテキストモード

医用モニターは一般的な汎用モニターに比べ高輝度で表示することが多いため,レポートや患者リストなどのアプリケーションを使用する時にウインドウ内の白色部分がまぶしく感じる場合があります。オートテキストモードでは,ウインドウ内の白色表示面積に応じて自動的に画面輝度を調整します。これによりモニター画面が明るすぎることによる目の疲労を軽減します(図2)。

図2 オートテキストモードによる画面輝度調整

図2 オートテキストモードによる画面輝度調整

 

個体差のない高品質モニター

正確な階調表示に加えて,当社独自のXYZトラッキングを含むカラーマッチング技術により,モニター表示色に個体差が出ないよう徹底した品質管理が行われています。そのため,同一機種であれば設置時に自由な組み合わせでペアリングが行えます。さらに,個体差がないことから遠隔地とのペアリング運用も可能です(図3)。

図3 カラーマッチング技術による色の品質管理

図3 カラーマッチング技術による色の品質管理

 

おわりに

マルチモダリティ化,デジタル化が進むにつれ,読影における医用画像の枚数は増え続け,読影医の負担は年々増大しています。当社は,医用画像を最適に表示できるモニターの提供を通して,読影の精度・作業効率の向上に貢献していきます。

 

●問い合わせ先
株式会社JVCケンウッド ヘルスケア事業部営業部
〒221-0022 神奈川県横浜市神奈川区守屋町三丁目12番地
TEL 045-450-1890
URL http://www3.jvckenwood.com/pro/healthcare_sys/

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(ITvision No. 39 / 2019年2月号)
ヘルスケアIT展(医療ITのバーチャル展示会)
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