Healthcare@Cloud™(キヤノンメディカルシステムズ)
クラウド利用による地域医療連携を実現

2016-7-1

キヤノンメディカルシステムズ

クラウド・地域連携


厚生労働省は,情報通信技術(ICT)を活用した医療連携や医療に関するデータの収集・利活用を推進しています。
東芝メディカルシステムズは,診療所と地域の中核病院をネットワークで結び,画像診断を介した病診連携を強力にサポートする「Healthcare@Cloud™医用画像地域連携サービス」(図1)の提供を開始し,患者にとって安心・安全で納得できる効果的・効率的で質が高い医療の実現をめざしています。

図1 医用画像地域連携サービス概要

図1 医用画像地域連携サービス概要

 

365日24時間の検査予約サービス

検査を依頼したい医療施設は,インターネット上で安心・安全に利用できるように,専用のUSBメモリ型物理認証キーを用いて,クラウドへのアクセスにSSL暗号化通信を行います。この環境下では,PCにデータの痕跡を残すことなく,閲覧データの証跡も自動消去され,安心してインターネット上で検査予約を利用できます。予約は,空き枠のみの確認から,患者情報の入力,予約日の選択,検査目的などの入力と分けることができ,予約完了までを手早く行えます(図2)。
新規予約が受付されると,検査受託施設にリアルタイムに通知されます。
この予約枠は,FAXなどの枠埋めなど自施設の運用に合わせ設定管理することが可能です。

図2 予約枠確認画面

図2 予約枠確認画面

 

検査結果配信サービス

検査受託施設では,検査結果一覧から送信指示することで,検査結果をクラウドへアップロードします。依頼施設側はこのデータを自動受信し,検査結果待ち時間の短縮を図ります。検査結果としてDICOM画像,レポート(図3),汎用ファイルを確認することができ,必要に応じて,簡易ビューワ付きでメディアへの出力が可能です。
東芝メディカルシステムズは,「Made for Life™(患者さんのために,あなたのために,そしてともに歩むために)」を経営スローガンに,オンプレミスPACSからクラウドサービスの利用に至るまで,さらなる院内の業務改善と,医療の質向上の貢献に努めてまいります。

図3 検査結果一覧およびレポート確認画面例

図3 検査結果一覧およびレポート確認画面例

 

 

●問い合わせ先
キヤノンメディカルシステムズ株式会社
栃木県大田原市下石上1385番地
TEL 0287-26-5100
https://jp.medical.canon
担当部署:広報室

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(ITvision No. 34 / 2016年7月号)
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