ITEM 2008

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ブースリポート
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コニカミノルタヘルスケア株式会社
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2007 2006

展示コンセプトは“Reedy for Next Challenge 〜新たな画像コミュニケーションへの挑戦”。
FPD搭載DR装置など新製品を発表

 コニカミノルタヘルスケアの展示コンセプトは、“Reedy for Next Challenge〜新たな画像コミュニケーションへの挑戦”。同社の従来からの製品・ソリューションからさらに一歩進んだ新しい展開を来場者に見せていた。
 その意気込みを最も感じさせたのが、同社初となるFPD搭載DR装置「PLAUDR」である。また、フィルムからデジタルへの移行が加速していく中、 PACSについても、より施設のニーズに応じたシステムを提供できるように新たに中小規模施設向けのパッケージ製品を発表している。また、診療所向けの製品として、昨年のITEMで発表したCRコンソール「Unitea」に、電子カルテシステム大手である富士通の製品と組み合わせたソリューションも紹介していた。このほか、マンモグラフィ「PCMシステム」も新製品を出展し、画像コミュニケーションへの挑戦という姿勢をPRしていた。
  ブース

◆17×17インチFPDを搭載したDR装置「PLAUDR」

 同社の新しい試みとして登場したのが、17×17インチのFPDを搭載したDR装置「PLAUDR」である。PFDのシンチレータ素材にCsl(ヨウ化セシウム)を採用。高い検出量子効率(detective quantum efficiency:DQE)を持ち、低被ばく量でも高画質が得られる。
 また、撮影後5秒で画像を表示することでき、スループットの向上にもつなげられる。操作性についても、装置のサイドに操作パネルがあり、画像確認も行えるなど、優れた特長を持っている。立位、臥位タイプを用意しており、同社では、CRとの区分けとして、検査件数の多い施設などを中心に「PLAUDR」の販売を展開していきたいとしている。

PLAUDR

 

PLAUDR



◆PACSは施設の規模に応じ、大規模向け「NEOVISTA I-PACS VR」と中小規模向け「NEOVISTA I-PACS FS」を展示

 PACSについては、従来から「NEOVISTA I-PACS」を展開してきたが、今回のITEMでは、その大規模病院向けと中小規模病院向けの新製品を発表。より施設のニーズに合わせた製品展開を行っていく。
  「NEOVISTA I-PACS VR」は、カスタマイズ可能な大規模病院をメインターゲットとしたPACSで、IHEをサポートするなど標準化への対応も万全である。データストレージにはARID6を採用し、高い信頼性を持つ。また、アプリケーション、クラスタリングによるフェイルオーバーで、診療を止めない安定稼働を実現している。オプションとして、多機能3Dソフトの「NEOVISTA PACS-CL 3Dオプション」と整形外科向けの「NEOVISTA PACS-CL 整形オプション」も紹介していた。一方、中小規模病院向けの「NEOVISTA I-PACS FS」は、低コストでフィルムレス環境を実現するパッケージシステム。院内にあるHIS端末に検査画像とレポートを配信する。 このほか、PACSに関連して、検像システムである「NEOVISTA I-PACS QA」も展示していた。

 

NEOVISTA I-PACS FS


◆PCMシステムの新型X線乳房撮影装置「REGIUS PURE VIEW Type M」

 世界初の位相コントラスト技術を採用したデジタルマンモグラフィとして、2005年のITEMで話題を呼んだ同社のPCMシステムであるが、今回のITEMでは、X線乳房撮影装置の新型となる「REGIUS PURE VIEW Type M」を発表した。従来の「Mermaid」よりも小型化し、設置面積は0.689m2。カセッテのローディングとイジェクトを電動で行うことで検査効率も向上する。また、高画質画像を安定供給するためのFlex-AECを採用している。

 

REGIUS PURE VIEW Type M


◆富士通製電子カルテとCRを組み合わせた診療所向けソリューション

 診療所向けのソリューションとして、同社のCRコンソール「Unitea」などと富士通の診療所向け電子カルテ「HOPE/EGMAIN-CX」と組み合わせたオールインワン・パッケージ「Luneo-CX」を紹介。モニタやキーボードを少ない構成で設置でき、カルテ側から容易にビューワ上に画像を表示することが可能だ。

 

Luneo-CX


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