2007 国際医用画像総合展

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ブースリポート
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お問い合わせ先:
パナソニックAVCメディカル株式会社
〒571-8504 大阪府門真市松生町1-15
TEL 06-6905-4161


パナソニックAVCメディカル

 
クリニック向けPACSや遠隔画像診断支援システムなど存在感のある製品・サービスを提供

伊藤伸昭さん 専務取締役(右) 
岩崎慎三さん 企画グループ(左)
伊藤伸昭さん 専務取締役(右) 岩崎慎三さん 企画グループ(左)

パナソニックAVCメディカルでは、安定性・信頼性が高く、どのメーカーのどのモダリティ画像も迅速に参照でき、低価格で使いやすいシステムというコンセプトでユーザーの皆様にご提供しています。クリニックのデジタル化を進めるうえで、クリニック向けにパッケージ化し、誰もが設置でき安心してお使いいただける「Plissimo Airy」と、専門病院を含む総合病院向けのPACSとして、標準機能以外のさまざまな機能やカスタマイズ対応で実績を積み上げている「PlissimoExa」のラインナップで展開しています。そのほか、今回のITEMでは、皆様からのご意見を反映し、使い勝手を追求したマンモグラフィの読影用ワークステーションを新たに展示しています。さらに,薬事承認取得ビューワ「Plissimo P1000」、遠隔画像診断支援システムと、新製品としてメディアによる画像の入出力ができる「PlissimoMediaPort」を紹介しています。パナソニックではこれからも新しい技術を取り込みながら、常に新しいDICOMやIHE-Jへの迅速なる対応を心がけ、標準規格化の進化に追随します。また、どのPlissimoも「速くて確実・誰でも安心安全・長期使用が可能」を共通する特徴としており、存在感のある製品・サービスを提供していきたいと思います。

(4月14日取材)

●操作性を重視したマンモグラフィ用読影ワークステーション「Plissimo Mammo」

「Plissimo Mammo」は、ユーザーが求める最適な画像表示を得られるよう、自動処理機能が多く搭載されている。乳房領域の抽出や、撮影方向、過去画像の一括表示を自動的に処理。余白部分も自動でカットすることも可能だ。また、ユーザーインターフェイスも操作性を重視したものになっており、拡大・縮小、白黒反転などがボタン1つで実行できる。これにより、読影する医師の負担を軽減し、効率的な診断を支援する。 このほか、11ビットの階調に対応しており、5Mの高精細モニタの性能を生かせる。なお、レポートについては、今後、精中委の標準フォーマットに対応する予定である。

マンモグラフィ用読影ワークステーション「Plissimo Mammo」

●実績を積み重ねる遠隔画像診断支援システム
実績を積み重ねる遠隔画像診断支援システム 病院向けのPACSである「Plissimo EXA」とともに、遠隔画像診断システムを紹介。「Plissimo EXA」は、施設の規模に応じ柔軟なシステム構築であり、院内だけの運用はもちろん、遠隔画像診断にも対応する高い拡張性を持っている。「Plissimo EXA」に、円滑、かつ安全な運用を提供する支援システム「Plissiomo TELERAD」を組み合わせ、セキュリティを確保し、かつ安定した運用を実現する。 遠隔画像診断支援システムの稼働実績も伸びており、東京北社会保険病院を中心とした地域医療振興協会、広尾病院と離島間での事例や、山口大学などでも同社のシステムを使った遠隔画像診断を行っている。

●クリニックで発生する画像データを一元的にPACSで扱う「Plissimo Airy」

診療所向けのPACSとしては、「Plissimo Airy」というパッケージシステムがあるが、ITEMでは「Plissimo Airy」で、デジタルカメラの画像や、超音波、内視鏡画像を扱うためのソリューションが紹介された。「Plissiomo Scaconゲートウェイ」は、JPEG、BMP、TIFFデータをDICOM画像に変換。「Plissiomo DICOMゲートウェイ」は内視鏡、超音波画像をDICOM画像に変換する。これによりクリニック内で発生する画像を一元的に扱えるようになる。

クリニックで発生する画像データを一元的にPACSで扱う「Plissimo Airy」

●DICOM画像のメディア作成と他施設からの画像取り込みを行う「PlissimoMediaPort」

新製品として、自施設のPACSサーバからDICOM画像を取り出しCD-R、DVD-R等の媒体に記録するメディア作成(画像出力)と、他施設から持ち込まれたDICOM画像を自施設のPACSサーバに取り込むメディア取込(画像入力)を行う「PlissimoMediaPort」が紹介された。「PlissimoMediaPort」で作成されたメディアには、計測などの機能が付属したDICOMビューワ付で保存されているので、メディアのみで画像参照を容易に行うことが可能である。また、医療機関様でデザインレイアウトを変更できるCDやDVDのレーベル印刷機能も搭載しており、地域連携を行うべき医療機関様、患者様への配布に便利である。他医療機関様で撮影された画像が保存されたメディアは、患者ID等の患者属性を変更してPACSサーバに登録することができ、その患者様の持ち込まれた過去画像から自施設のPACSで参照が可能になる。


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