2007 国際医用画像総合展

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インフォコム株式会社 ヘルスケア事業本部放射線システム部
〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台3-11 三井住友海上駿河台別館5階
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2006 

インフォコム

 
「e-Film Workstation」の新バージョンを世界に先駆けて展示発表

宮内英樹 ヘルスケア事業本部放射線システム部
製品営業グループ課長
宮内英樹 ヘルスケア事業本部放射線システム部 製品営業グループ課長

今回の展示の中心は,読影用画像ワークステーション「eFilm Workstation」とDICOM画像検像システム「iRad-EV Station」です。「eFilm Workstation」では,バージョン3.0を世界で初めて展示発表しています。また,「iRad-EV Station」は検像業務の重要性が最近広く認知されてきており,注目されているシステムです。今回の展示を通じて,検像業務をアピールしたいと考えています。このほかDICOMイメージサーバ「iRad-IA」,放射線情報システム「iRad-RS」,放射線読影レポート作成システム「iRad-RW」を展示しています。

(4月13日取材)

●eFilm Workstation  ユーザーの要望に対応した「eFilm Workstation」バージョン3.0
eFilm Workstation
「eFilm Workstation」はインフォコム(株)が日本語に対応させて販売している米国のMerge-eFilm Technologies社の製品。サムネイル表示をはじめとした多彩な画像表示機能や,MPR,3D,PET/CTフュージョンなどの画像処理機能を搭載し,世界で広く利用されている読影用画像ワークステーションである。バージョンが2.0から3.0にアップした製品が,今回世界で初めて展示された。ユーザーの要望が強かった機能の改良や追加がなされている。バージョン3.0ではセキュリティ面の強化が図られ,ユーザー管理が従来よりも細かくできるようになった。また,選択した画像をビューワとセットでメディアに保存できるCD作成機能で,ワードなどのファイルも併せて保存することが可能になっている。例えば,担当医がワードで作成した所見や診療データを画像と一緒にCD-ROMに保存して患者,他院へ提供することが可能。「e Film Workstation」バージョン3.0の発売時期は今冬を予定している。

●iRad シリーズ  検像システムを中心に放射線部門をトータルにサポートする「iRadシリーズ」を紹介
「iRad-EV Station」は,各種モダリティとPACSの間で画像を確認する"関所"の役割を果たす。撮影された画像が「iRad-EV Station」に送られ,必要に応じて画像の確認を行うことが可能。患者属性,検査情報の修正や,画像を確認しながらWindow Width/Level値を修正することもできる。また,自動転送機能や,タグ情報をもとにした転送条件を設定し,複数の画像サーバに画像を分配する機能を持つ。画像の取り違えが重大な医療事故につながる可能性があることで,検像業務の重要性が認知され,検像システムを採用するPACSメーカーが増加しているという。 iRad-EV Station
「iRad-IA」はWavelet圧縮を利用した高速かつ簡単な画像参照と導入施設に応じた拡張性の高いシステム構築を可能にする画像サーバ。バグフィックスなどの安定性の面やサーバ管理者向けの管理画面を改良し,機能改善が図られている。 iRad-IA
このほか,放射線情報システム「iRad-RS」と放射線読影レポート作成システム「iRad-RW」が併せて展示されていた。「iRad-RS」は,受付業務,撮影管理,照会業務,帳票管理,統計管理,フィルム管理をサポートし,放射線科業務をシステム化する。「iRad-RW」では,レポートのWeb配信機能の搭載や,放射線情報システム,画像ビューワシステムとの連携により,ネットワークでの情報共有が可能。また,検診レポートや内視鏡レポートに特化した入力画面が採用されており,検査の内容に応じてより迅速にレポート作成が行えるシステムとなっている。
放射線情報システム「iRad-RS」と放射線読影レポート作成システム「iRad-RW」

 


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