2006 国際医用画像総合展

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ブースリポート
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お問い合わせ先: 株式会社日立メディコ
〒101-0047 東京都千代田区内神田1-1-14 日立鎌倉橋ビル TEL 03-3291-6391(代)


日立メディコ

 
ブーステーマは "Evolution for you on the Smart5"

小柳 諭 宣伝部主任
小柳 諭 宣伝部主任
今回の展示では,これまでの概念にとらわれない,5つからなる独自の指標のもとにSmart Design,Smart Interface,Smart Imaging,Smart Exposure,Smart Support という5つの“Smart”を追求しました。
広い空間にスマートな装飾を施し,製品の見やすい展示環境を実現させ,無駄のない優れた操作性や洗練されたキビキビとした処理能力など,本当に必要なものとは何かをご理解いただければと思います。そして,これらを統合し,新たな価値を次々と創造していくことが,今回のテーマ“Evolution for you on the Smart 5”です。
(4月7日取材)
●MRI
0.3Tのオープンタイプ永久磁石型MRI装置「AIRIS Elite」

超電導型1.5T MRI装置「ECHELON Vega」 八杉幸浩 MRIマーケティング統括部課長
今回MRIでは,3月31日に認可されたばかりの新製品2機種を発表しております。1つが0.3Tのオープンタイプ永久磁石型MRI装置「AIRIS Elite」です。この装置は,デザイン的にはAIRIS II Comfort を更に進化させた2本柱で,最上位機種である「APERTO Inspire」(0.4T)の技術を0.3T装置に投入した,AIRIS II シリーズの最高機種です。画質,撮像時間,FOV,S/Nのいずれも従来の0.3T装置を上回り,日立独自のアクティブ・シム"SuperShim"(オプション)を搭載することで,脂肪抑制法であるCHESS法なども可能となります。
もう1つが,ユーザーの要望に応えて,「高機能をより使い易く」に重点を置いて開発した超電導型1.5T MRI装置「ECHELON Vega」です。この装置はトンネル型ですが,短軸構造(160cm)となっており,デザインはオープンを意識しているほか,短時間撮影,操作性の向上などによりスループットを高め,"患者さんへの優しさ"を機能や画質の面で図っています。また,そのためにテーブルは最大2800mmのロングストロークタイプが標準搭載されているほか,コンソールは,操作性にこだわったWindowsベースの新しいタイプで,RFコイルは8チャンネル48エレメント,最大32チャンネルまでを可能としてパラレルイメージングに対応しています。
(八杉幸浩 MRIマーケティング統括部課長 写真下)

●X-ray FPD
X-ray FPD小田和幸 XRマーケティング本部部長

今回はFPD搭載装置での検診がテーマです。マーゲン検査など消化管検査に最適な 30cm×30cmのFPDを搭載したオーバーチューブ型透視撮影システム「medix LIBERO」と,胸部・臥位用の43cm×43cmのFPDを搭載したフルデジタル一般撮影装置「Radnext GENESYS-V・H」を組み合わせて,検診システムとして紹介しています。さらにビューワであるNatural-ViewとRISサーバとのコラボレーションにより,患者さん単位でマーゲンと胸部を診られようにしています。
(小田和幸 XRマーケティング本部部長 写真右)


●IT
山本文良 メディカルIT事業部 営業技術担当 部長代理
メディカルIT部門では病院での電子カルテから放射線情報システム,そしてPACSまでのワークフローソリューション,健診施設での健診システムと画像システムのソリューションを紹介しています。これらのシステムは,これから求められるシステムとシステムをつなぐIHEやシステムと人とをつなぐユーザビリティーデザインを背景に,より使う人の側に立ったシステムです。そのほか放射線部門の経営支援につながる機能なども含め,放射線部門はじめ病院や健診施設に対するトータルソリューションをご紹介しております。
(山本文良
メディカルIT事業部 営業技術担当 部長代理)

●US
超音波診断装置「EUB-7500」超音波診断装置「EUB-7500」

今回は,新しい超音波診断装置「EUB-7500」です。この装置は,ハイエンドクラスの画像性能を,取り回しのよいコンパクトなボディに搭載した“Compact High-end Class”装置です。これまでのEUBシリーズに加えて,使用目的や設置場所に応じて機種を選んでいただけるように,ラインナップが充実しました。さらに,参考出展として新しい装置を展示していますが,近いうちに正式に発表の予定ですのでご期待ください。
(元木 満 超音波マーケティング本部統括本部長)


●CT

今回同社は,多くのユーザーの要望に応えて,待望の16列マルチスライスCT(薬事未承認)を参考出展した。改めて薬事承認取得後に報告することにする。


【第2回DRユーザー会】
会場風景   稲員裕三執行役社長
会場風景
挨拶する稲員裕三執行役社長
第2回DRユーザー会が4月8日(土)の19:00〜21:00時,ローズホテル横浜にて行われた。冒頭,(株)日立メディコの稲員裕三執行役社長,ならびに世話人会から小笠原哲氏(国立病院機構茨城東病院放射線科副技師長)が挨拶に立った。
講演は,吉田真久氏(みさと健和病院放射線科技師)による「FPD搭載DRシステムmedites CREAによる小腸造影検査の実際」,神納敏夫氏(鳥取大学医学部医用放射線学分野助教授)による「PARTIRE & ROBUSTOによるIVR-CTの使用経験」の2題。

【日立PET & RTPシンポジウム】
「PET-CT GEMINI臨床実践セミナー」
「第4回Pinnacle3ユーザー・シンポジウム」合同開催<フィリップス共催>
会場風景
会場風景
「日立PET & RTPシンポジウム」(「PET-CT GEMINI臨床実践セミナー」「第4回Pinnacle3ユーザー・シンポジウム」合同開催)が同じく4月8日(土)の19:00〜21:00時,ローズホテル横浜にて行われた。
●PET-CT GEMINI臨床実践セミナー
「PETセカンドステージにおけるPET-CTの役割」
 山口慶一郎氏(仙台厚生病院)
「PET-CT(GEMINI GXL)の使用経験」
 伊藤和夫氏(恵佑会札幌病院)
●Pinnacle3
PETのRTPへの応用
「FDG-PETと放射線治療計画CTとの融合画像の臨床応用
─初期経験の報告」
 大西 洋氏(山梨大学医学部)

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