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取材報告

2008
富士ゼロックスが「第28回医療情報学連合大会」で
DACSをテーマにした企業セッションを開催


講演後に行われたパネルディスカッション
講演後に行われた
パネルディスカッション

武田 裕 氏(大阪大学)
武田 裕 氏
(大阪大学)

白鳥義宗 氏(岐阜大学)
白鳥義宗 氏
(岐阜大学)

山野辺裕二 氏(国立成育医療センター)
山野辺裕二 氏
(国立成育医療センター)

松村泰志 氏(大阪大学)
松村泰志 氏
(大阪大学)

 富士ゼロックス(株)は,11月22日(土),「第28回医療情報学連合大会(第9回日本医療情報学会学術大会)」の企業セッションとして,「病院情報システムに求められる新たなDACS(文書保管通信システム)」を共催した。PACSによるフィルムレス化や電子カルテシステムによるペーパーレス化が進む一方で,依然として医療機関には,紙の文書が多く存在する。「民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する法律」などのいわゆるe-文書法を遵守しつつ,文書類のデジタル化をいかに進めるかが,大きな課題となっている。そうした背景のもと,最近になって文書類をデジタルデータして管理するDACSという概念が生まれた。セッションでは,大阪大学医学部附属病院医療情報部部長の武田 裕氏が座長と講演者を務めたほか,3名の講演者から発表があった。

 まず,岐阜大学医学部附属病院医療情報部准教授の白鳥義宗氏は,「後利用を意識した文書保管通信システム(DACS)」と題し,大学病院という環境で膨大に発生する文書をスキャナでデジタル化している同院の取り組みを紹介した。続いて,国立成育医療センター医療情報室室長の山野辺裕二氏は,事務系のシステムを「Enterprise」と位置づけ,電子カルテシステムと連携した文書管理の考え方を述べた。

 3番目に講演した大阪大学医学部附属病院医療情報部副部長の松村泰志氏は,「統合的Document管理の基本構想と阪大病院における実装計画」をテーマに,デジタル化したデータを運用するためのシステム設計について説明した。最後に発表した武田氏は,PACSと比較しながらDACSを実現するための方策について紹介した。

 講演後には,講演者によるパネルディスカッションが行われ,紙の文書をデジタル化するための課題などが話し合われた。


●問い合わせ先
富士ゼロックス株式会社
広報宣伝部広報グループ
TEL 03-6271-5120
http://www.fujixerox.co.jp/