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取材報告

2008

第36回日本放射線技術学会秋季学術大会が開催


JRST会場
JRST会場

受付風景
受付風景

 第36回日本放射線技術学会(JSRT)秋季学術大会が10月23日(木)〜25日(土)の3日間,軽井沢プリンスホテルウエスト(長野)において開催された。山梨大学医学部附属病院放射線部の佐野芳知氏が大会長を務め,「放射線技術の継承と飛躍」をテーマに,特別講演,一般研究発表,部会・分科会シンポジウム,ハンズオンセミナーなどが行われた。

 また,例年行われている各医療機器メーカーによる機器展示に加えて,今回は特別機器展示として,「表示装置の歴史を訪ねて〜ブラウン管とブラウン管テレビジョン 技術革新の歴史」が設けられた。これは,長きにわたり表示デバイスの主役であり続けたブラウン管の技術革新の歴史と変遷を通して,先人の技術者が残した軌跡をたどることをねらいとしている。展示資料は,東京特殊電線(株)映像機器事業のパイオニアである藤岡清登氏が同社在職中から個人で収集していたもので,その中から約40点が出展された。

 現在,藤岡氏が収集したブラウン管の一部は,“テレビの父”と呼ばれるテレビ技術者の高柳健次郎氏を記念して設立された静岡大学高柳未来技術創造館に,“藤岡コレクション”として所蔵・展示されている。藤岡氏自身のメンテナンスによって,多くが作動可能であり,実際に映像が映し出されている様子を目にした来場者からは,感嘆の声が聞かれた。


機器展示会場風景
機器展示会場風景 機器展示会場風景 機器展示会場風景
 
機器展示会場風景 機器展示会場風景 機器展示会場風景

ハンズオンセミナー会場風景
ハンズオンセミナー会場風景 ハンズオンセミナー会場風景 ハンズオンセミナー会場風景
  Landscape

特別機器展示会場風景
約40点のテレビジョンおよびブラウン管が年代順に展示された。   藤岡清澄氏 左は世界で初めて製品化された,シャドウマスク型カラーブラウン管を用いたカラーテレビ(1954年,米国,RCA社)。    
約40点のテレビジョンおよびブラウン管が年代順に展示された。
これらの多くは藤岡氏自身が部品を集めて復元し,現在も当時と変わらぬ画質が保たれている。
藤岡清澄氏
左は世界で初めて製品化された,シャドウマスク型カラーブラウン管を用いたカラーテレビ(1954年,米国,RCA社)。
 

終戦の翌年に米国で発売されたモノクロテレビ。電磁偏向・電磁集束管を使用した高級機種(1946年,米国,RCA社)   日本でモノクロテレビ放送開始当時に販売されたモノクロテレビ(1953年,コロムビア)   三管式カラーテレビ。赤,青,緑の3本のブラウン管の画像を重ね合わせ,カラー画像を生成する。低コストかつ高輝度だが,画面が小さく視野も狭いため,普及しなかった(1964年,三菱電機)。
終戦の翌年に米国で発売されたモノクロテレビ。電磁偏向・電磁集束管を使用した高級機種(1946年,米国,RCA社) 日本でモノクロテレビ放送開始当時に販売されたモノクロテレビ(1953年,コロムビア) 三管式カラーテレビ。赤,青,緑の3本のブラウン管の画像を重ね合わせ,カラー画像を生成する。低コストかつ高輝度だが,画面が小さく視野も狭いため,普及しなかった(1964年,三菱電機)。

●問い合わせ先
第36回日本放射線技術学会秋季学術大会 事務局
(山梨大学医学部附属病院放射線部内)
TEL 055-273-9785
E-mail hkumagai@yamanashi.ac.jp
http://www.jsrt.or.jp/