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取材報告

2008
日本IHE協会
「コネクタソン2008」開催

接続テストの様子
接続テストの様子

 有限責任中間法人 日本IHE協会は,2月4日(月)〜8日(金)の5日間にわたり,東京都立産業貿易センター(港区)においてコネクタソン2008を開催した。コネクタソンは,IHE-Jが2003年より実施してきた,IHEの策定するテクニカルフレームワークに基づいたシステム間の相互接続性を検証する接続テスト。IHE-Jが2007年4月に日本IHE協会へ移行してから初めての開催となった。前回の参加ベンダー数36社,72システムから,今回は42社,約90システムへと増加。また,今回からHL7のバージョンが2.5にそろえられている。放射線部門以外では臨床検査部門や循環器部門の参加ベンダー数などが増加しており,動画や波形データに関するテストも行われた。このほか,保健医療福祉情報システム工業会(JAHIS)が中心となり,システム間のデータの互換性テストをコネクタソンと同時に実施。7社が参加し,患者情報,オーダ情報,検査結果データ,病名データ,放射線データの5つの互換性テストが行われた。

 2月5日に,1999年に日本で初めて電子カルテシステムを稼働させた島根県立中央病院の清水史郎副院長が見学に訪れた。清水氏は,「各ベンダーがIHEの準拠に向けて積極的に取り組んでいる状況がわかり,われわれユーザーも対応を考えていく必要があると強く感じた」とIHEへの期待を述べた。

 今回の評価結果は3月に公表される。 4月4日(金)〜6日(日)の3日間,パシフィコ横浜において「よりよい放射線医療を求めて--ナノからテラまでの戦略」をテーマに開催されるJRC2008のCyberRadでは,コネクタソン2008の結果に基づくデモンストレーションなどが行われる予定である。


●問い合わせ先
有限責任中間法人 日本IHE協会事務局
E-mail rito@jira-net.or.jp