取材報告

2007
日本ラジオロジー協会(JRC),
設立20周年記念式典を開催

会場風景
会場風景

遠藤啓吾代表理事の挨拶
遠藤啓吾代表理事の挨拶

出席者を代表して挨拶する片山 仁 氏
出席者を代表して
挨拶する片山 仁 氏

功労者を代表して挨拶する速水昭雄 氏
功労者を代表して
挨拶する速水昭雄 氏
(1987〜94年に常任理事,
副理事長を歴任)

乾杯の挨拶をする猪俣 博 副理事長
乾杯の挨拶をする
猪俣 博 副理事長

 設立20周年を迎えた日本ラジオロジー協会(JRC)の記念式典が,6月9日(土)ホテルオークラ東京にて開催された。1987年,北米放射線学会(RSNA)を参考にして,放射線医学関連の学術集会,機器展示の共同開催を目的にJMCPが誕生し,2002年に有限責任中間法人であるJRCに改称されてからこれまで 20年が経過した。当初,日本医学放射線学会(JRS),日本放射線技術学会(JSRT),日本画像医療システム工業会(JIRA)の3団体で設立され,2005年からは日本医学物理学会(JSMP)も加わって4団体で構成されるようになった。この20年間の放射線医学の進歩は目覚ましく,JRCの歴史を振り返ると隔世の感があるとともに,画像医学がまさに現代医学を支える要であることも再確認できる。

 式典の冒頭,遠藤啓吾代表理事は,JRCの20年間にわたる活動に貢献し,支えてきた関係者に謝意を表し,これからの継続と発展への協力を要請した。JRC関係者すべてを代表して挨拶に立った片山 仁氏(設立当時は常任理事,1997年まで副理事長,理事長を歴任)は,RSNA調査団を派遣した設立準備を経て第1回目の開催にこぎつけた苦労を偲びつつ,いままた将来のビジョンを立て,JRCのプリンシプルを再確認しなければならないと説いた。そして,国際化を図り,アジア重視のスタンスで連携を深めるべきだと助言した。続いて,これまでJRCに貢献してきた理事,学会長,事務局長経験者ら9氏に感謝状の贈呈が行われた。

 医療を取り巻く状況がますます厳しさを増す中,JRCの今後の活動が注目さ れる。

 

功労者への感謝状贈呈
功労者への感謝状贈呈
速水昭雄氏,片山 仁氏,平松京一氏,藤田 透氏,牧野純夫氏(欠席),栗原重泰氏,
宅間 豊氏,東 常義氏,青木 弘氏

●問い合わせ先
有限責任中間法人 日本ラジオロジー協会(JRC)
〒101-0052 東京都千代田区神田小川町3-8
TEL 03-3518-6111 FAX 03-3518-6139
URL http://www.j-rc.org/