取材報告

2007
日立メディコが「プロダクトミーティング2007」を開催

稲員裕三 氏
稲員裕三 氏
(写真1)

 (株)日立メディコは4月4日(水),同社大会議室(千代田区)において,「プロダクトミーティング2007」を開催した。4月13日(金)〜15日(日),パシフィコ横浜で行われるITEM2007に先駆け,展示製品を中心に紹介された。

 はじめに,執行役社長の稲員裕三氏(写真1)が挨拶に立ち,「患者を含めたすべてのユーザーにとってやさしく,使いやすい製品の進歩に努めていきたい」と述べた。

 同社が2006年に発売を開始した超電導型1.5T MRI装置「ECHELON Vega」では,充実した各種アプリケーションを紹介。高い静磁場均一性を維持する“HOSS”,高速撮像法“RAPID”,脂肪抑制技術“Water Excitation”,動きの アーチファクトを補正する“RADAR”,非造影MRA“Non-CE MRA”,高画質MRA総合技術“FITT”の5つを発表した。また,2007年6月から発売開始予定のCT装置「ECLOS」について発表。ECLOSの特長の1つであるCustom-madeは,施設の検査数,検査内容,設置スペースなど,顧客のニーズに合わせて最適なX線管球,スライス数(4/8/16),寝台,ネットワークのカスタマイズが可能になる。さらに,導入後も施設の状況変化に応じてアップグレードすることができる。

 このほか,新製品のCR搭載移動型 X線装置「Sirius Ubiquitas」,今後発売予定の多目的イメージングシステム「CUREVISTA」と血管撮影システム「Partireα」を紹介。超音波診断装置「Apron EUB-7000HV」や,「ヘルゼアネオ」の新機能“生活習慣病リスクシミュレーション”の説明も行われた。


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