取材報告

2006
GEYMS,トリノ五輪・日本代表選手団を
ポータブル型超音波装置などでサポート!!

代表選手団一同
代表選手団一同

代表選手団をサポートするGEYMS社のスタッフ
代表選手団をサポートするGEYMS社のスタッフ

「Vivid i」(左)と,「LOGIQBook XP」(右)
「Vivid i」(左)と,
「LOGIQBook XP」(右)

「A-1000 InSight」
「A-1000 InSight」

三谷宏幸 代表取締役社長(左から3人目),東泉隆夫 執行役員・超音波統括本部長(右端)らと,桧野真奈美選手ほか代表選手3人も一緒に記念撮影
三谷宏幸 代表取締役社長(左から3人目),東泉隆夫 執行役員・超音波統括本部長(右端)らと,桧野真奈美選手ほか代表選手3人も一緒に記念撮影

骨密度測定を受けるスキー/ジャンプの伊藤謙司郎選手
骨密度測定を受けるスキー/ジャンプの伊藤謙司郎選手

 

 2006年2月10日〜26日の17日間,イタリア・トリノで開催される「第20回オリンピック冬季競技大会」に向けて,1月22日(日),新高輪プリンスホテル・国際会館パミール「北辰」にて「第20回オリンピック冬季大会(2006/トリノ) 日本代表選手団団結式・壮行会」が行われた。国際オリンピック委員会(IOC)のワールドワイド・パートナーであるGE社の一員としてGE横河メディカルシステム(株)ではブースを出展,日本代表選手団をサポートするためのポータブル型超音波装置などを披露した。

 今回,展示されたのは,「Vivid i」,「LOGIQBook XP」,「A-1000 InSight」の3装置。
 昨年末にリリースされたばかりの「Vivid i」は,妥協のない高画質と最先端機能,ソフトウエアを搭載し,必要とされるあらゆる場所で,高品位の循環器超音波診断を行うことができる。 5段階の“Coded Octave Harmonics”により,高品位の二次元画像が得られ,“ATO(Automatic Tissue Optimization)”により,ボタン1つで二次元画像の条件設定を自動再生。ゲインダイヤルと統合されたボタンを押すだけで,煩雑な操作なしに画像を最適化し,走査時間を短縮できる。また,“Anatomical M-mode”機能で,ライブ,あるいはハードディスクに保管された二次元画像上でカーソルを希望の位置にセットするだけで,音線方向に制限されないMモード画像描出などもできる。
 「LOGIQBook XP」は,“検査室で行っているハイレベルの超音波検査を持ち歩く”という発想から生まれた「LOGIQBook」の進化版。従来と同様,デジタル・ビームフォーマーと独自のデジタルRAWデータ・プロセッシングにより,データの損失や画質劣化のないオリジナルに忠実な高い信頼性を持つ。超音波が生体を伝播中に生じる二次高調波を画像化する“ティッシュハーモニック・イメージング”や“ATO/ASO”,“Anatomical M-mode”なども標準搭載。
 「A-1000 InSight」は,GE Lunar社が新たに開発した新世代の超音波骨密度測定装置であり,海面骨の割合が90%以上の踵骨を測定し,骨粗鬆症の早期発見を強力にサポート。超音波骨密度測定装置としては,“リアルタイム・プレビュー・イメージング”を初めて併用しているのが特長。また,500素子を超える“AMA(Active Matrix Arrays)トランスデューサ”を初開発。リアルタイムにプレビュー画像を見ながら踵骨の位置を把握することにより,短時間で素早く正確に測定が行える。

 GEの先進技術を搭載したこのポータブル型超音波装置2機種と超音波骨密度測定装置は,競技会場で即検査・診断し,競技続行の可否の判断をサポートすることで,日本代表選手団の身体,選手生命を守るに違いない。ブースを訪れた代表選手たちが,彼らの大事な身体を助けてくれる超音波装置に直接サインしていく姿が印象的であった。装置に書かれたサイン1つひとつには,オリンピックを目前にしたスポーツ選手だからこその特別な思いが込められている。

 


装置にサインをするスノーボードクロスの藤森由香選手 代表選手たちのサインでいっぱいの装置
代表選手たちのサインでいっぱいの装置 代表選手たちのサインでいっぱいの装置
装置にサインをするスノーボードクロスの藤森由香選手(左上)と,代表選手たちのサインでいっぱいの装置

●問い合わせ先
GE横河メディカルシステム株式会社 広報グループ
TEL 042-585-9249
FAX 042-585-5360
http://www.gehealthcare.co.jp/