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電子カルテ  医療情報システム(電子カルテ)

富士通
「高齢者ケアクラウド」を提供
〜高齢者を皆で支えあう社会へICTで貢献〜

(2013/1/23)

●問い合わせ先
富士通コンタクトライン
TEL 0120-933-200
受付時間: 9時〜17時30分(土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く)
http://jp.fujitsu.com/

 

富士通は,過去2年間にわたる在宅医療現場や,東日本大震災の被災地での高齢者ケアへのICT利活用の経験を踏まえ,高齢者の健康と生活を在宅医療・介護の面から包括的に支える新しいクラウドサービス「高齢者ケアクラウド」を,1月23日より順次提供する。

「高齢者ケアクラウド」のコンセプト図
「高齢者ケアクラウド」のコンセプト図

本サービスは,「高齢者を皆で支えあう社会へICTで貢献」をコンセプトに,「在宅医療・介護」「地域・NPO」「生活産業」といった高齢者を支える関係者をICTで支援するソーシャルクラウドサービスであり,高齢者一人ひとりと社会(医療・介護・地域・流通・親子など)が経済循環性を保ちながらもつながることを目指す。

今般,第一弾として,在宅医療・介護に特化したサービスの総称を「Fujitsu Intelligent Society Solution 往診先生(フジツウ インテリジェント ソサエティ ソリューション オウシンセンセイ,以下 往診先生)」と命名し,3種類のサービスを用意した。在宅医療の質を高めつつ,従事者の負担を軽減する「在宅医療支援SaaS」,在宅医療・介護事業者の情報連携により多職種協働を可能とし,各関係者が一つのチームとして高齢者を支援する「在宅チームケアSaaS」,患者や家族からの連絡や問い合わせに24時間365日対応する「在宅医支援コンタクトセンターサービス」を提供する。

なお,本サービスは,在宅医療の現場で先進的な取り組みを続ける医療法人社団 鉄祐会 祐ホームクリニックの武藤真祐理事長の協力を得て開発したもの。

●「高齢者ケアクラウド」の商品体系

「高齢者ケアクラウド」は,「在宅医療・介護」「地域・NPO」「生活産業」といった高齢者を支える関係者を包括的に支援するクラウドサービス。このたび「在宅医療・介護」におけるサービスの総称を「往診先生」と命名し,広く提供していく予定。

●「往診先生」のサービス概要

1. 在宅医療現場を効率的に支援する「在宅医療支援SaaS」
患者宅周辺の駐車場から玄関までの位置を案内表示する「Dr.ナビゲーション機能」や,他の患者宅との位置関係から最も効率的な往診予定を設定できる「スケジュール名人機能」など,緊急時にも役立つ機能を用意している。また,患者宅訪問時に,更新された患者ごとの基本情報や定期処方情報などをタブレット端末上から確認することができる「訪問シート機能」により,訪問した患者宅で処置の漏れがない診療を実現する。
過去2年間の実証実験において,「在宅医療支援SaaS」による医師とスタッフの役割分担や情報連携が進むことで,医師と患者が向き合う時間を最大化することができた。

2. 情報連携による多職種協働を実現する「在宅チームケアSaaS」
在宅医療・介護の現場では,高齢者の身体・認知能力の差により多くの専門職種(医師,看護師,薬剤師,ケアマネジャー,介護士など)がチームを組んで高齢者を支えている。「在宅チームケアSaaS」では,それらの多職種間でケアに必要となる共通指標(身体状況,生活状況)・スケジュール・メッセージなどをクラウド上で共有することで,チームのメンバーはいつでもどこでも必要となる最新の情報を確認することができる。

3. 患者や家族からの連絡や問い合わせに24時間365日対応する「在宅医支援コンタクトセンターサービス」
専門のトレーニングを受けた看護師を常駐させ,夜間休日の電話受付対応を行う専用のコンタクトセンターを設置。患者や家族からの連絡に対し,適切に受け付けることで,家族の不安や多忙な医師・スタッフの負担を少しでも軽減することを実現するサービス。