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モリテックス
ショット製顕微鏡用 LED光源装置「KL 300 LED」,「KL 1600 LED」を発売
〜従来型顕微鏡照明比 60〜70%の高輝度化を実現〜

(2012/7/31)

●問い合わせ先
(株)モリテックス
管理統括本部 広報グループ
TEL 03-6367-3624 FAX 03-3590-6617
http://www.moritex.co.jp/

 

マシンビジョンと画像関連機器メーカーの(株)モリテックスは,親会社であるショット(SCHOTT AG)が開発した顕微鏡用 LED光源装置「KL 300 LED」,「KL 1600 LED」を平成24年7月より発売する。両機種ともに,光ファイバライトガイドを取り付けて使用するタイプの光源装置。
「KL 300 LED」は静音ファンレス構造の小型顕微鏡照明で,実体顕微鏡のアーム部分に取り付け可能な特徴を持っている。従来機「KL 200 LED」に比べ約60%の高輝度化を実現した。
「KL 1600 LED」は据え置き型の高出力タイプで,従来機「KL 1500 LED」に比べ約70%の高輝度化を実現し,150ワットのハロゲン光源に匹敵する光量出力が可能。
モリテックスでは,顕微鏡業界向けにこれらの高性能かつユニークな特徴を持つショット製 LED光源装置を紹介し,広く販売していく。

今回モリテックスが販売する顕微鏡用 LED光源装置「KL 300 LED」,「KL 1600 LED」は,それぞれ従来販売していた「KL 200 LED」,「KL 1500 LED」の後継機にあたる。両機種ともに LED素子の変更と構成部品の見直しにより,従来機からの大幅な高輝度化を図った。
「KL 300 LED」は,省電力かつ50000時間の長い寿命をもつ白色LEDを搭載した,小型・ファンレスタイプの顕微鏡用LED照明装置で,30ワットハロゲンランプと同等の光量出力が可能。実体顕微鏡のアーム部分に取り付け可能なユニークなデザインを採用している。
「KL 1600 LED」は,従来機「KL 1500 LED」で380ルーメンであった光量を,650ルーメンまで向上させた。これだけの高輝度化を図ったにもかかわらず,白色LEDの寿命は「KL 1500 LED」と同等の50000時間。
コンパクトな据え置きのデザインで,スライド方式のフィルタホルダを採用していることから,カラーフィルタの取付が容易にできる。

●「KL 300 LED」の特徴

  • 多彩な照明形状が可能な光ファイバ光源装置
  • 30ワットハロゲン光源装置相当の光量を実現
  • 小型据え置き機として,もしくは実体顕微鏡のアーム部分に取り付けて使用
  • 電源スイッチと光量調整つまみの簡単操作
  • 振動・騒音の生じない冷却フィンによる自然空冷構造
  • 幅 (W) 107 × 長さ(D)114 × 高さ(H)61mm,重量約 350gの小型・軽量設計

「KL 300 LED」製品写真
「KL 300 LED」製品写真

● 「KL 1600 LED」の特徴

  • 多彩な照明形状が可能な光ファイバ光源装置
  • 150ワットハロゲン光源装置相当の光量を実現(650ルーメン(9mmφファイバ使用時))
  • 接地面積の小さいコンパクト設計(幅(W) 231 × 長さ(D)114 ×高さ(H)137mm
  • 電源スイッチと光量調整つまみの簡単操作
  • 低騒音ファンを用いた静音設計
  • フィルタの取付が簡単なスライド式フィルタホルダ採用

「KL 1600 LED」製品写真
「KL 1600 LED」製品写真