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医療情報システム(電子カルテ)出力関連  医療情報システム(電子カルテ),出力関連(モニタ)

ナナオ
LEDバックライトを採用し,消費電力を低減した
27型電子カルテ画像表示モニター
「RadiForce MX270W」新発売

(2011/7/1)

●問い合わせ先
(株)ナナオ
営業1部 メディカル課
TEL 03-5715-2014(代) FAX 03-3458-7001
http://radiforce.com/jp/

RadiForce MX270W

  (株)ナナオは,電子カルテ画像表示モニター EIZO RadiForce MX270W(27型カラー液晶モニター,オープン価格)を2011年10月28日より発売する。

  RadiForce MX270Wは,作業効率を高める大型高解像度パネルを搭載。白色LEDを光源に採用することで,環境負荷を低減した電子カルテ画像表示モニター。

  高解像度2560×1440 ドット表示に対応した大型27型液晶パネルを搭載。一覧性に優れるため,複数のアプリケーションやウィンドウを同時表示することの多い医療現場で,効率よく作業が行える。また,視野角178度のIPS液晶パネル方式を採用しているので,複数人で画面を見る際も共通したイメージを共有できる。

  バックライトには高効率の白色LEDを採用することで,CCFLを採用した同サイズの液晶モニターと比較して,消費電力を42%削減。製品使用時の電力使用量とコストを抑える。また,有毒物質の水銀を含まないため,製品廃棄時の環境負荷も低減する。

  さらに,RadiForce MX270Wは,同社電子カルテ画像表示モニターとして初めて,モニターベゼルにセンサーを内蔵している。DICOM Part14準拠のキャリブレーションをモニター単体で簡単に行えるため,モニター品質管理業務の負荷軽減が見込める。

  なお,同製品は,2011年7月13日(水)〜15日(金)に東京ビッグサイトで開催される「国際モダンホスピタルショウ2011」に展示される。

●主な特長や機能

バックライトに白色LEDを採用,消費電力を42%削減
液晶の光源となるバックライトに白色LED(Light Emitting Diode 発光ダイオード)を採用。高発光効率のLEDをパネルエッジに配列し高輝度300cd/m2を実現する。またCCFL(Cold Cathode Fluorescent Lamp 冷陰極管)をバックライトに採用した同サイズの液晶モニターと比較して消費電力を42%削減(同社測定値)する。さらに,CCFL採用の液晶モニターと異なり,有害物質の水銀を使用していないため,製品廃棄時の環境負荷も軽減できる。

輝度170 cd/m2の維持保証
バックライトに白色LEDを採用することで,従来の電子カルテ画像表示用モニターRadiForce MX-Seriesよりも高い,輝度170 cd/m2の維持を,10,000時間保証する。

大型画面に高解像度表示
27インチの大画面に,高解像度2560×1440ドット(3.7メガピクセル)の情報表示が可能。一覧性に優れるため,画面内に複数のアプリケーションを起動する場合や,複数のウィンドウ表示が必要な画像アプリケーションを使用する場合に,効率よく作業が行える。

複数人でも見やすいIPSパネルを採用
見る角度や位置によって,色合いやコントラスト,階調特性の変化が少ないIPS(In-Plane Switching)方式の液晶パネルを採用。178度という超ワイドな視野角で鮮明な画像表示を実現する。複数人で画面を見る際も,角度による白浮きや色変化がなく,共通したイメージを共有でき,コミュニケーションを円滑にする。

内蔵センサーでDICOM Part 14 準拠のキャリブレーションを実現
使用時にのみ表示画面に現れるIntegrated Front Sensorは,取り付け取り外しの手間と時間をかけることなく,DICOM Part14準拠のキャリブレーションを簡単に行える。モニター品質管理に伴う作業者の業務負荷とコストの削減が見込める。