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富士通
携帯電話による糖尿病患者様向け支援サービス
「からだライフ 糖尿病サポート」を提供

(2011/5/16)

●問い合わせ先
富士通コンタクトライン
TEL 0120-933-200
受付時間: 9時〜17時30分 (土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く)
http://jp.fujitsu.com/

連携イメージ(携帯電話と血糖測定器)

  富士通(株)とアークレイ(株)は,業務提携を行い,携帯電話と血糖測定器を連携させた糖尿病患者様向け支援サービス「からだライフ 糖尿病サポート」の共同開発を行うとともに,同サービスについて富士通から提供を行う。本サービスにより,これまで手書きで糖尿病の自己管理を行ってきた患者さんが,携帯電話を活用し,自動的に血糖値の記録ができるなど,糖尿病療養には欠かせない自己管理をより簡単に行えるようになる。本サービスは,2011年6月末からの提供開始を予定している。

  また,富士通は,本サービスの提供にあわせて,パソコンと携帯電話を活用した健康増進サービスの名称を「深体創工房(しんたいそうこうぼう)」から「からだライフ」に変更し,疾病予防・健康増進から疾病支援まで,あらゆる健康ニーズに応える健康サービスの提供を目指す。

  生活習慣病である糖尿病の患者数は,国内で約890万人にのぼり,今後も増加する傾向であると見込まれている。そのような中,糖尿病への意識は年々高まっており,患者さんのケアだけでなく,糖尿病予備群へのケアについても対策が進んでいる。

  富士通とアークレイは,業務提携を行うことにより,富士通の強みである情報通信技術(ICT)・製品・システムおよびクラウドによる付加価値サービスと,アークレイの強みである糖尿病検査システムを融合し,幅広いニーズに対応できる新しい糖尿病患者様向け支援サービスの実現および拡充と,生活の質(QOL=Quality of Life)向上により,患者さん自身がより尊厳を保つことができる,豊かで健やかな生活をサポートしていく。

  本サービスの利用により,糖尿病患者は,毎日の血糖値の記録や,運動や食事など生活の記録をサーバ上に蓄積し,携帯電話で一括して管理することができるため,糖尿病療養に欠かせない自己管理を容易に行うことができる。

●パソコンと携帯電話を活用した健康増進サービスの名称変更について
≪新サービス名称ロゴ≫

からだライフ
パソコンと携帯電話を使い,理想のからだをデザインする富士通の健康サービス「深体創工房(しんたいそうこうぼう)」は,名称を「からだライフ」に一新し,“一人ひとりの豊かで健やかな生活を支援する”健康サービスに生まれ変わる。

●からだライフ 糖尿病サポートの特長

1. 携帯電話との連携で容易な血糖値管理を実施
≪かんたんだから,つづけられる≫
携帯電話と血糖測定器を専用ケーブルでつなぐだけで,血糖測定器で測定した血糖値データを自動で携帯電話に記録する。また,携帯電話に内蔵している歩数計の数値も自動で記録し,生活全般にわたる食事,体重・血圧,通院記録なども携帯電話でかんたんに管理できる。

2. 日々の振り返りをサポート
≪結果が見えるから,つづけられる≫
携帯電話だけでなくパソコン画面でも,日々の生活改善の推移を確認できる。また,記録された血糖値の推移やインスリンの投薬状況は,印刷(PDF形式)できるので,日々の振り返りに活用できる。

3. 日々の管理に家族も参加
≪つながるから,つづけられる≫
血糖値の測定結果や生活状況を指定先(家族など)にメールで送れるので,日々の管理に家族も参加でき,治療に向けてともに努力をすることができる。

●サービス利用料金,および提供時期

サービス名称:からだライフ 糖尿病サポート
利用料金:月額525円(予定)※
サービス提供時期:2011年6月末(予定)
※9月末まで無料キャンペーンを実施予定

●サービス対象携帯電話(予定)

「らくらくホン ベーシック3」(F-08C),「らくらくホン7」(F-09B),「らくらくホン6」(F-10A),「らくらくホンX」(F884iES),「らくらくホンプレミアム」(F884i)

●業務提携の内容

1. 血糖値管理を支援するサービスの企画,開発,保守および運用(富士通)
2. 血糖値管理を支援するサービスの認知促進活動(富士通,アークレイ)
3. 血糖値管理を支援するサービスの糖尿病関連団体および糖尿病患者様への告知活動(富士通,アークレイ)
4. 携帯電話と血糖測定器を接続するケーブルの企画,開発および販売(富士通,アークレイ)