コニカミノルタエムジー(株)は,X線用非イオン性造影剤「イオパーク 300注150mL」と「イオパーク 350注シリンジ70mL」を発売した。
コニカミノルタは,イオパミドールを主成分とする非イオン性尿路・血管造影剤「オイパロミン」のバイアルタイプを1996年7月に発売し造影剤市場に参入。その後,同造影剤のシリンジタイプや高濃度タイプを発売し,ラインアップの拡充を図ると同時に,イオヘキソールを主成分とする非イオン性造影剤「イオパーク」を2001年9月に発売し,さらに品揃えを充実させた。
「イオパーク」シリーズでは,点滴注入に,あるいは詰め替えて注射器用にと,状況に合わせて使い分けができるバイアルタイプの「イオパーク 300/350 注」が6規格,詰め替えの手間がなく簡便・衛生的にご使用いただけるシリンジタイプの「イオパーク 240/300/350 注シリンジ」が5規格の計11規格を既に発売しており,豊富なバリエーションで好評を得ている。
検査目的や患者さんの体重などによって変化する使用量に対し,容量の選択幅を広げて無駄なく使用できるよう,コニカミノルタでは新たに血管用の「イオパーク 300注150mL」と,CT用の「イオパーク 350注シリンジ70mL」を発売し,さらに,規格を拡充した。 |