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富士フイルム
内視鏡的粘膜下層剥離術用処置具
ディスポーザブル高周波はさみ鉗子
「ClutchCutter」発売

(2010/5/12)

●問い合わせ先
富士フイルムメディカル(株)
営業推進本部 マーケティング部
TEL 03-6419-8033
http://fujifilm.jp/business/medical/

ClutchCutter

  富士フイルム(株)は,患者の身体的負担が少ない治療法である内視鏡的粘膜下層剥離術(以下,ESD)用処置具として,粘膜組織の切開から剥離・止血まで1本で対応できるディスポーザブル高周波はさみ鉗子「ClutchCutter(クラッチカッター)」を,6月1日より富士フイルムメディカル(株)を通じて発売する。

  ESDは,食道・胃・大腸の内側の粘膜にとどまっているがん組織などの病変部を,開腹することなく,内視鏡で観察しながらその粘膜下層を切開・剥離する手技で,患者の身体的負担が少ない低侵襲治療法の1つとして注目されている。ESDは,手元操作でスコープ先端と処置具を正確にコントロールしながら病変部を切開・剥離するなど,高度な技術が要求される治療法であるため,ESDのさらなる普及には,より安全で使いやすい処置具が必要とされている。富士フイルムは,今後,より安全で使いやすい処置具のラインアップを強化するなど,内視鏡関連製品の拡充を図っていく。

  なお,本製品は,平成22年5月13日(木)〜5月15日(土)に,グランドプリンスホテル新高輪で開催される「第79回 日本消化器内視鏡学会総会」に出展される。

●主な特長

(1) 安全性と使いやすさの両立を求めたディスポーザブル高周波はさみ鉗子
先端部の爪に鰐(ワニ)口を採用し,安全性と使いやすさの両立を求めたESD用ディスポーザブル高周波はさみ鉗子。粘膜組織をしっかりと把持することができる。
水平・垂直・斜め方向など,先端部をあらゆる方向へスムーズに動かせる回転追従構造も備えているため,狙った部位へアプローチできる。
先端部の爪の外表面に絶縁コーティングを施すことで,把持部周辺への高周波電流の通電を抑え,把持された組織を切り取る。

(2) 1本で粘膜組織の切開から剥離,止血まで対応
1本で粘膜組織の切開から粘膜下層の剥離,止血まで対応。処置具を入れ替えずに,病巣を指でつまんで取るような操作感で使用できる。ESDの普及拡大を強力にサポートする。

(3) 先端部の爪の長さが異なる2種をラインアップ
先端部の爪の長さが3.5mmと5.0mmの2種を用意。医師は,腸壁の厚さや病巣の大きさなどに応じて2種を選択し,胃や食道,大腸などの早期がんの治療で使用することができる。