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フィリップス
国士舘大学モバイルAED隊に「AED専用バックパック」を提供
−第34回サンスポ千葉マリンマラソンに協力−

(2010/1/22)

●問い合わせ先
(株)フィリップス エレクトロニクス ジャパン
ヘルスケア事業部 AEDコールセンター
TEL 0120-802-337
http://www.philips.co.jp/

 

 (株)フィリップス エレクトロニクス ジャパン(以下 フィリップス)は平成22年1月24日(日)に行われる 「第34回サンスポ千葉マリンマラソン(主催:千葉市陸上競技協会,サンケイスポーツ,産経新聞 http://www.chibamarathon.jp/)」において,ランナーの健康と安全を守るために結成される国士舘大学ウエルネス・リサーチセンターの「モバイルAED隊」に,AED(自動体外式除細動器)と共に,新たに開発された「AED専用バックパック」を提供することを発表した。

 幕張メッセ(千葉県)周辺を会場として行われる同大会において,国士舘大学ウエルネス・リサーチセンターが,ボランティアとしてランナーの健康と安全を守る目的で「モバイルAED隊」を結成する。そして自転車や徒歩でAEDを背負いながらランナーの安全を守るために活動を行なう。この機会に際し,同大学の田中秀治教授から「両手が使えて,自転車走行中にAEDを運ぶのに最適の専用バッグを考えてみては」とのご要望を受けて,試作を重ねた「AED専用バックパック」が完成し,同大会での使用を決定した。

 フィリップスは「AED専用バックパック」を,これまでの同大学の経験と実績をもとにしたアドバイスを随所に取り入れて開発した。「AED専用バックパック」は,ランニング中や自転車走行時の激しい動きに対しても身体にフィットする様に工夫されていて,ショルダーストラップやウエストストラップについたパッドでしっかりAEDを固定,長時間の携帯でも重さを感じにくく疲れにくくなる様に設計している。また,緊急時にAEDを入れたままで使用できる前面フロントジッパーは,ひとつの動作で一気にバッグを開けることができ,予備の救急措置のために必要な小物を整理して運べる様にコンパートメントを充実,さらに屋外での活動中に急な雨でも対応できる防水カバーを内蔵し,寒い屋外では予備パッドのジェルが凍ってしまわない様に工夫した「予備パッド専用ポケット」も備えている。加えて,バッグを使用しない時でもAEDを入れたままでステータスインジケータがバッグの外から視認できる様に設計されているので日常の管理も安心である。

 開発に協力した田中秀治教授は「通常,AEDは建物の中でケース等に設置されたままの状態が多いのですが,欧米では必要に応じて持ち歩くことが通常です。特にスポーツや学校行事などではより早く対応するためにAEDを戸外に持ち出すことは普通に行われています。今回のバックパックの様な新しい試みが広まることによって,日本国内の救命率を向上させることが出来るのではないかと期待しています」と語っている。

 (株)社フィリップスエレクトロニクスジャパン 代表取締役社長 上條誠二氏は,「フィリップスが協力するサンスポ千葉マリンマラソンで,国士舘大学の「モバイルAED隊」にAED専用バックパックを開発・提供できることをとても嬉しく思っています。こうした機会を通じて,シンプルで使いやすく優れたAEDの普及と共に,より安全なスポーツ環境の整備を呼びかけていきます」と語っている。

●第34回サンスポ千葉マリンマラソンについて
http://www.chibamarathon.jp/