新製品・企業情報

 
MRI  MRI

フィリップス
3.0T超電導MRI装置
「Achieva 3.0T TX」販売開始

(2009/4/17)

●価格
14億円
(構成内容により異なる
●問い合わせ先
(株)フィリップス エレクトロニクス ジャパン
ヘルスケア事業部
お客様窓口 TEL 0120-556-494
http://www.healthcare.philips.com/jp/

Achieva 3.0T TX

 (株)フィリップスエレクトロニクスジャパンは,Achieva 3.0T TX(アチーバ 3.0テスラ・ティーエックス)の販売を開始したことを発表した。同社は,Achieva 3.0T TXによって,全身の撮影をより高画質に短い撮影時間で提供することができるようになるため,3.0T MRIの重要性が一層高まると考えている。初年度は50台の受注を目指す。

●主な特長

  • MultiTransmitを標準搭載
    MultiTransmit(新RF送信技術)とは複数の完全に独立したRFの送信系を有し,MRIのスキャンの前に,被検者の撮影部位にRFを印加し,その結果を実際のスキャンに用いるRFパルスにフィードバックして被検者の撮影部位ごとに均一なRFが掛かるようにRFパルスを生成することで3.0Tの根本的な問題を解決している。
  • MultiTransmitにより撮影部位で均一なRFが掛かるようになり,画質の改善と,被検者が代わっても安定した画質を提供し,撮影時間の短縮(最大40% 同社比)も図ることができる。
  • アンビエントリングと呼ばれる光のリングを前面カバーに配し,患者さんの検査に対する不安を少なくする工夫を施している。
  • 心電同期ユニットが無線となり,一段と操作性を改善している。
  • オプションでSmartExam(スマートイグザム:操作アシスト機能)で乳房の撮像を行うことができる。