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オリンパスメディカルシステムズ
米国Spiration社の気管支鏡下の肺気腫
および気胸の治療デバイス日本における
独占販売代理契約を締結

(2008/7/24)

●問い合わせ先
オリンパス(株)
広報・IR室:村上
TEL 03-3340-2285
http://www.olympus.co.jp/

 オリンパスメディカルシステムズ(株)は,Spiration, Inc.(以下スパイレーション社)の気管支鏡下の肺気腫および気胸の治療デバイス「IBV® Valve System」について,日本における独占販売代理契約を2008年7月16日に締結した。

 オリンパスは,本デバイスを製造販売承認取得後,日本で販売開始する予定。なお,オリンパスは欧州でも本デバイスの独占販売代理契約をスパイレーション社と2008年5月に締結しており,2008年秋にオリンパスが欧州で独占的に販売開始する予定。

※ 「IBV® Valve System」とは
「IBV® Valve System」は,肺気腫および気胸に対する気管支鏡下の低侵襲治療デバイスとして開発された。本デバイスは,肺気腫の治療において,薬剤効果がない,または肺縮小術や肺移植の手術が適用されない症例に対する治療,および気胸や肺手術後に発生する持続性の空気漏れの処置を目的に使われる。

●代表取締役社長 森嶌 治人氏のコメント
「欧州に引き続き日本でも本デバイスの独占販売代理契約を締結できたことを嬉しく思います。肺気腫や難治性気胸で治療方法がなく苦しんでいる方にとって,有効な治療手段となることを期待しています。患者さんのためにも,1日でも早く販売できるように全力を尽くします。」