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コニカミノルタホールディングス株式会社の名誉顧問，米山髙範氏は，このたび米国品質協会（ASQ： American Society for Quality） より，ASQが授与する最高峰の賞である「Distinguished Service Medal」を受賞した。
「Distinguished Service Medal」は，品質活動を長期にわたり実行・推進し，その原動力として認められた個人の生涯を通した貢献を称えるもの。また，社会全体の利益のために，品質の理念・手法・技術の普及に尽力した個人もしくはASQに代わり模範的な活動を行い，社会のために持続的に尽力してきた個人にのみ授与されるものである。
受賞にあたり米国品質協会からは，「日本における品質活動において，顕著なリーダーシップを発揮し，コニカミノルタにおいて品質の専門家として，また経営トップとして，40年間勤務し，企業における経営と品質活動を統合して実践・展開した」という選定理由が寄せられた。
米山氏は，品質管理に関する著書も多数執筆し，社外では品質管理学会会長，日科技連理事長などを歴任するほか，品質に関する各種セミナー，研究会，シンポジウムにも数多く参画し日本の品質活動の発展に貢献してきた。国際品質学会の会員としても品質管理活動の発展に努め，1994年には，「デミング賞本賞」，1999年には，品質管理の第一人者，故・石川馨博士の功績を称え創設された「Ishikawa Medal (イシカワ メダル)」を日本人として初めて受賞している。 |
