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東陽テクニカ
CoronisFusion6MPDL
読影用ディスプレイは次の世代へ

ベルギーBarco社
今までの常識を覆す医療用モニタの
新たな提案を開始


(2008/2/27)

●問い合わせ先
(株)東陽テクニカ
画像システム部
Tel:03-3245-1351

CoronisFusion6MPDL

CoronisFusion6MPDL

 全世界の医療用モニタで圧倒的なシェアを誇るベルギーBarco社が、今までの常識を覆す医療用モニタの新たな提案を開始。Barcoはモニタベンダーの見地から、モニタ読影にさらなるフレキシビリティと読影効率の向上のため、CoronisFusion6MPを開発した。読影用として多く使われる3MP2面構成を1面に表示するこのベゼルレスディスプレイシステムは読影室の環境を一変させる。
 昨今のマルチモダリティ画像診断では、従来のモノクロ画像だけでなく、カラー画像の表示も求められる。CoronisFusion6MPDLはモノクロ・カラー両面で読影医の要求を満たすことができる世界で初めての読影用ディスプレイシステムである。CR/DRだけでなくCT/MR/3D/超音波など複合的な読影をすることを可能とし、読影システムの生産性を高めることが可能となる。


●主な特長
In-Plane Switching (IPS-Pro) テクノロジー
CoronisFusion6MPDLに搭載されているLCDは最も先進的な技術であるIn-Plane Switching (IPS-Pro) テクノロジーパネルが使用されている。IPS-Pro技術は、現在最も進んだLCDであり、従来のLCD技術と比べ、高輝度・高コントラスト、ワイドビューイングアングルを実現し、医療用モニタの新たな業界標準を提案している。さらに最高輝度800cd/m2というカラーLCDではこれまでにない高輝度を実現し、カラーディスプレイでありながらグレースケール画像の同時表示を可能。

Diagnostic Precision
CoronisFusion6MPDLは6MPの1画面だけでなく3MP2面構成のベゼルをなくし、有効なワークスペースを提供。Barco社独自のULT機能(管面輝度均一化機能)を実装している。このULT技術は30"の大画面スクリーンであっても端から端まで明るさを均一にできるだけでなく、どこのポジションで画像を見てもDICOMに準拠した画像を表示することが可能。

Automated Quality Assurance
CoronisFusion6MPDLはBarcoの最新のモニタ精度管理システムを搭載している。Barco社の特許技術である表面輝度センサーI-Guardを標準装備し、添付されるQAソフトウエアのMediCal QA Webを使用してフルオートのキャリブレーション、モニタ精度管理を実現している。さらに、キャリブレーション、QAはいずれも1分に満たないスピードで実行・完了し、読影中でも可能である。またインターネット上での管理も可能となっている。

Increased performance
CoronisFusion6MPDLはBarcoとグラフィックス市場で定評のあるAIT社で共同開発したBarcoのみに提供されるMXRTボードでハイスピードドライブを実現。CR/DRなどの2次元画像だけでなく、PACSにインテグレートされた3Dボリュームレンダリングでさえもストレスなく高速に表示することが可能。

Barco社とは
Barco社は画像処理・表示技術をグローバルに展開する技術企業。様々なプロフェッショナルマーケットのために製品を設計、開発し、世界で新たなマーケットを切り開くリーディングカンパニー。
ベルギーの本社を中心にヨーロッパだけでなく、北アメリカ、アジアなどに販売&マーケティング、顧客サポート、R&Dを展開している。