新製品・企業情報

 
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GEYMS 
高密度直接デジタル方式検出器搭載
X線骨密度測定装置の新製品
「Lunar iDXA」を発売

(2006/8/25)

●価格
7000万円(構成により異なる)
●問い合わせ先
GE横河メディカルシステム(株)
広報グループ:松井
TEL 042-585-9249
http://www.gehealthcare.co.jp

Lunar iDXA

 GE横河メディカルシステム(株)は,X線骨密度測定装置の新製品「Lunar iDXA(ルナー・アイ・デクサ)」を発売した。大学病院や一般病院の整形外科などに加えて,抗加齢・体組成関連研究所などの研究機関,スポーツ医学関連施設などの幅広い施設を対象にしている。同製品は,2004年の発売以来世界初のマルチスライス方式を採用した装置として脚光を浴びてきた「PRODIGY(プロディジー)」をさらに進化させた最上位機種。ボディコンポジションや骨形態計測機能を向上させることで,骨密度測定のみならず,アンチエイジングやメタボリック症候群などに関連するダイエットコントロールを要するモニタリングへの応用が見込まれ,将来的には先端医療のめざす「予防医療」に貢献する機種として期待される。初年度販売台数20台を目標としている。

●主な特長
〈高密度直接デジタル方式検出器CZT-HD〉
新たに高密度直接デジタル方式検出器「CZT-HD」を搭載することで,さらなる高精細,高画質を実現した。チャンネル数を,従来の4倍となる64チャンネルに拡大。列をずらして配列することで高密度となり,性能がさらに向上した。その結果,骨端認識力が高まり,測定精度を大幅に向上するとともに,大腿骨部骨強度計測機能と脊椎変形診断機能も充実。骨折リスク評価の精度がさらに向上した。これにより,従来の装置では困難だった骨の微細な変化も計測でき,骨粗鬆症患者の病状の経過や治療効果のモニタリングに活用することができる。
〈ボディコンポジション機能の充実〉
全身のスキャンによって取得できる脂肪量,非脂肪量のデータは,ダイエットコントロールやスポーツ医学に応用されるほか,糖尿病や心臓病の危険性をはらむメタボリック症候群のモニタリングにも活用される。