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デジタルイメージング  デジタルイメージング

GEYMS 
フルデジタル一般撮影装置の
新ブランド「Definium8000」
を発売

(2006/4/3)

●価格
1億1000万〜1億8000万円
●問い合わせ先
GE横河メディカルシステム(株)
広報グループ:松井
TEL 042-585-9249
http://www.gehealthcare.co.jp

Definium8000

 GE横河メディカルシステム(株)は,FPD搭載のフルデジタル一般撮影装置「Definium8000」を,地域基幹病院や検診施設を主対象として発売した。同装置は新開発のX線管サスペンションを搭載し,検査効率の向上と操作性の向上を実現した。

●主な特長
〈新設計X線管サスペンション〉
操作部にタッチパネル式カラー液晶パネルを採用。患者名を表示できるため,撮影室内での患者確認が容易になり,診療放射線技師の利便性を向上する。
〈オート・ポジショニング〉
天井走行式X線管サスペンションに追加した電動走行制御機能により,撮影部位に合わせて立位,臥位撮影台間のX線管移動を自動的に行うことが可能となった。
〈オート・イメージ・ペースト機能〉
撮影から画像合成までの長尺撮影をフルオートで実現する。従来,脊椎全域や下肢全域の撮影には特殊フィルムとカセットを使用するために手間を要していたが,その撮影および画像合成が全自動でできるようになった。最大 5枚までの連続撮影・合成が可能である。
〈トモシンセシス機能〉
1回の息止めのみで多断面断層撮影を実現する。胸部撮影や整形外科において立体画像情報を取得できるため,一般撮影装置の検診の可能性を広げる。
〈同一高画質でのさらなる低線量化を実現〉
同社製FPDを搭載。発生器を含めたシステムの設計改良により,ノイズを低減し,世界最高レベルである67%以上のDQE(量子検出効率)を実現した。