新製品・企業情報

 
X線CT  X線CT

GEYMS
3Dワークステーション搭載MDCT
「BrightSpeed」を発売

(2006/4/3)

●価格
8〜10億円
●問い合わせ先
GE横河メディカルシステム(株)
広報グループ:松井
TEL 042-585-9249
http://www.gehealthcare.co.jp

BrightSpeed

 GE横河メディカルシステム(株)は,次世代機能を豊富に搭載した4,8,16列MDCTの新製品「BrightSpeed」を発売した。高速三次元画像処理を実現する3Dワークステーション機能の搭載により,画像処理機能が向上した同製品は,地域基幹病院や画像センターを主な対象に販売される。

●主な特長
〈高速三次元画像処理機能〉
高性能のワークステーション機能をCT操作卓へ搭載。これにより,3クリックで設定されたプロトコールから,自動的に3D画像を30秒以内で処理・表示可能。また,これまで課題となっていた骨外し機能の開発に成功。血管内の石灰化を除去することなく,従来数十分,場合によっては数時間を要していた処理が,1クリック,数秒で実現する。
〈デジタルデータ変換システム「Volara II」〉
X線信号をアナログからデジタルへ変換するシステムに,パラレルダイナ ミックデジタル変換機能を取り入れることで,高速データサンプリングとノイズ浸入の回避を同時に実現。従来比最大30%のS/N向上を達成。
〈最適自動撮影線量機構「3D mA Modulation」〉
1方向による位置決め画像から体軸,回転方向における最適なX線量を自動算出し,撮影中にX線量を自動変調。この三次元Auto Exposure Control機能は,従来の二次元機能と比較して約15%の被曝線量を低減する。
〈Free Work Space〉
コンピュータボックスとモニタ&キーボードが分離できる次世代操作コン ソールを開発。従来の操作コンソールより,さらに自由なレイアウト設計が可能となった。また,オペレーション工学に基づいて操作卓の高さも調節でき,無駄とストレスのない検査効率を実現する。