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アイ・ビー・ディー
ドクターネットと提携し
X線検診バスの
デジタル化事業開始

(2005/11/7)


●問い合わせ先
アイ・ビー・ディー(株)
TEL 03-5432-0940
http://www.ibd-med.co.jp

GDR-1000

 アイ・ビー・ディー(株)は,遠隔医用画像読影の(株)ドクターネットと提携し,X線検診事業の効率化を図るモデルを構築した。
 検診業務におけるX線画像のデジタル化は遅れている現状にあるが,FPDやCRは,既存の検診バスに搭載するには設置スペース,X線発生装置の新規導入,改装等を考慮しなくてはならず,大きなコストがかかる点が課題である。今回のモデルは,既存の検診バスや検診施設内X線発生装置をそのまま使用し,ミラーカメラ側のみをアイ・ビー・ディーが開発した胸部X線撮影用デジタルラジオグラフィ装置「GDR-1000」に入れ替えるだけですみ,コストを軽減できる。また,デジタル化により撮影した画像をその場で確認できるため,再撮影防止や従来の現像処理などの後工程の障害を防ぐことができる。
 デジタル化した画像は,ドクターネットの遠隔診断システムを利用することで読影の効率化・迅速化・省力化を図ることができる。

●「GDR-1000」の主な特長
〈再撮影や後工程の障害を防止〉
撮影後数秒で適切な画像処理された画像が表示され,読影画像をその場で確認でき,再撮影防止や従来の現像処理等の後工程の障害防止ができる。
〈画像をDICOMファイルで二重保存〉
画像収集装置内のハードディスクと外付けUSBハードディスクやDVD等のメディアにDICOMファイルで二重保存される。
〈DICOMストレージ出力〉
DICOMストレージ出力が可能でDICOMサーバに接続が可能。DICOMデータとして施設間のデータ共有が可能になり,医療費の節減や,PACSシステム,遠隔診断等の読影環境構築に貢献。