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オリンパス（株）は，がんの超早期診断・検出を実現する「内視鏡的超早期光診断技術」の開発を開始した。開発するのは，ナノテクノロジー技術を応用し，蛍光波長の強度の違いを検出する「超小型分光イメージング装置」と，これを内視鏡先端部に搭載し，検出情報を画像表示する「分光ビデオ内視鏡システム」。これに加え，2mmレベルの超早期がんが検出できる生体内蛍光現象や蛍光プローブの検索も行うという。現在は，1〜2cmレベルでがんが疑われる領域の診断・治療がされているが，新技術を用いて超早期段階で診断ができれば，より低侵襲な治療ができると期待されている。
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