コダック、
CRの新製品として
「コダックダイレクトビュー
CR950/500システム」
を発売
(2004/4/21)


 

 

■ CR950 2750万円
  CR500 980万円
コダック(株)ヘルスイメージング事業部:秋元
TEL 03-5540-2260
http://www.kodak.co.jp



 コダック(株)は,同社のCRシステムで最も処理能力の高い「コダックダイレクトビューCR950システム」と,現行の上位機種と同等の画像処理機能を持ち卓上設置が可能な「コダックダイレクトビューCR500システム」を発売した。

主な特長

【CR950】

カセッテ1枚当たり約30秒(大角サイズ)での画像読み取りを可能にした,大規模病院向けのCRシステム。カセッテはサイズ混合で最大8枚まで装填できるため,完全自動処理が可能。ワークフローの改善と作業効率を高めるのに役立つ。また,撮影枚数の多い部位やポータブル撮影で使用した複数カセッテも一括処理できるほか,複数の撮影室での集中処理など使用環境やニーズに応じた柔軟な対応が可能となっている。

【CR500】

卓上型画像読み取り装置と,制御部である専用の処理パソコンで構成。小型化に成功し省スペースを実現,設置コストも軽減できる。また一方で,使いやすさを重視。直感的に識別しやすいようなボタン配置となっているほか,カセッテID・患者IDの登録用バーコードリーダーを採用するなど,操作性も高い。デジタル化を目指すクリニックや中小規模の病院,大規模病院における部門単位での導入など幅広いニーズに対応できる。

【共通の特長】

「GDS(Grid Detection & Suppression)」やオプションの「EVP(Enhanced Visualization Processing)」といった付加価値の高い画像処理ソフトウエアを搭載可能。「GDS」は,低密度グリッドを使用して撮影したX線画像に発生するグリッドラインを原画像の鮮鋭度を損なうことなく自動的に検出・抑制し,「EVP」は,骨細部と軟部組織の両組織を鮮明に描出する。また,DICOMに準拠し,拡張性にも優れている。